とことこえほん

おだんごちょうだい

せなけいこ さく・え

あかちゃん、あおちゃん、きいろちゃん。
服と同じ色のぼうしをかぶって、おでかけです。
みんなで、いち、に、さん。
ぼうしも、ぶらんこも、いち、に、さん。

いっぱいあそんだら、おやつです。
いぬちゃんもきて、みんなで、いち、に、さん、よん。
くしにささったおだんごも、ビスケットも、いち、に、さん、よん。
でも、ドーナツがいち……!?

ドーナツがたりなくて泣いちゃったいぬちゃん。
みんな、どうするかな?

せなけいこさんのかわいくて味わい深い貼り絵が魅力の絵本。
くりかえし読むうちに、子どもたちから「いち、に、さん」という声が!
色や数に親しむはじめての絵本としても楽しめます。

  • 全国学校図書館協議会選定
  • 定価990円 (本体900円+税10%)
  • 初版:2022年12月20日
  • 判型:B5変型判/サイズ:18.7×21cm
  • 頁数:19頁
  • 2歳~
  • ISBN:978-4-494-01583-2
  • NDC:913

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内容説明

あかちゃん、あおちゃん、きいろちゃん。
服と同じ色のぼうしをかぶって、おでかけです。
みんなで、いち、に、さん。
ぼうしも、ぶらんこも、いち、に、さん。

いっぱいあそんだら、おやつです。
いぬちゃんもきて、みんなで、いち、に、さん、よん。
くしにささったおだんごも、ビスケットも、いち、に、さん、よん。
でも、ドーナツがいち……!?

ドーナツがたりなくて泣いちゃったいぬちゃん。
みんな、どうするかな?

せなけいこさんのかわいくて味わい深い貼り絵が魅力の絵本。
くりかえし読むうちに、子どもたちから「いち、に、さん」という声が!
色や数に親しむはじめての絵本としても楽しめます。

読者の声

読者さま

読み終わっても「もっと読んで!!」コールが鳴り止みません。(44歳・女性)

大好きなせなけいこさんの絵本は、読むとほっこりします。私は保育士で子どもたちに読み聞かせをする時、せなけいこさんの絵本をよく読みます。絵本を見る子どもたちのキラキラした表情は本当に嬉しそうで、読み終わっても「もっと読んで!!」コールが鳴り止みません。これからも大切に読み続けていきたいです。
読者さま

数字を教えるのも伝えやすいかなと思います!(29歳・女性)

せなけいこさんの絵はすごく優しくてやわらかくて大好きです!息子も3才になり、「皆で分け合って食べると美味しいんだよ。」と言うことを教えたくてこの本を選びました。また「いち、に、さん、し」と数が文字と絵で何度も書いてあるので、数字を教えるのも伝えやすいかなと思います!
読者さま

絵がかわいいです。(保育士・45歳・女性)

絵がかわいいです。おだんごいち、に、さん、しと数えるところがリズミカルだったり、いぬが泣いてしまうところも、子どもたちにとっては『どうしよう』と身近に感じる場面でした。
読者さま

カラフルなおだんごいっぱいを孫も喜んでいます。(69歳・女性)

「おだんごちょうだい」は、とても色彩ゆたかで明るい感じです。貼り絵を見ると、せなさんとすぐわかりました。カラフルなおだんごいっぱいを孫も喜んでいます。
読者さま

お団子の絵には娘も興味深く見ていました。(36歳・女性)

色のカラフルさに目をひかれました。絵もとてもかわいく、お団子の絵には娘も興味深く見ていました。
読者さま

みんなでほっこりさせてもらいました。(41歳・女性)

7歳の長男、5歳の次男、1歳の長女と楽しく読ませて頂きました。それぞれの楽しむポイントがあって、みんなでほっこりさせてもらいました。
読者さま

内容も絵も、親子で癒されています。(33歳・女性)

2歳の娘は、せなけいこさんの絵本が大好きです。今回の新刊はプレゼントでいただきました。ちょうど2歳児向けの絵本で友人の子どもにもおすすめしたいと思います。内容も絵も、親子で癒されています。

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書評

何度も読むからこそ楽しいあかちゃん絵本 母のひろば704号(2023年1月15日発行)
 子どもたちは乳児のころから日々成長し、興味や遊びが豊かに広がっていきます。そんな子たちにぴったりの絵本ができました。赤、青、黄色の服を着たかわいい3人が主人公。お出かけして、遊んで、それからおやつを食べることになりますが……。見開きごとに「どれがだれのぼうしかな?」「どのおやつもたりるかな?」という語りかけの言葉が入っています。
 大人はどうしても色や数に目がいくかもしれませんが、この絵本は物語がしっかりしているので、子どもたちはそんなことおかまいなし。数にまだ関心のうすい子どもたちも、それぞれの楽しみ方をしていました。
 例えば、1歳児クラス。「あか!」「ぶーらん!」と知っている単語を声に出すだけでなく、くりかえし読むうち、「いち、に、さん」と、いっしょに指を動かしはじめました。2歳児は、「公園行った」など、主人公の3人と自分の経験を重ねるようになり、やりとりも増えます。服と同じ色の帽子に気づく子や、ぶらんこの数をかぞえてうれしそうな子もいます。そのうち「ドーナツたりないよ」と、教えてくれる子も出てきます。
 物語を楽しむうち、だんだん数など細かいことにも目が向くようになり、読むたびに発見がある。子どもたちの心に長くのこってほしい絵本です。「1冊で何度も楽しめる」絵本ですね。タイトルにあるおだんごがどこに出てくるかは、読んでからのお楽しみ!
共田鍾貴(としま みつばち保育園 園長)

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