絵本・こどものひろば

かつおどりとあほうどり

かつおどりとあほうどり

立ち読み

谷口國博 作・絵

遠い海のうえに二つの島がありました。一つはかつおどりの島。もう一つの島に、あほうどりが引っ越してきました。かつおどりがとなりの島をのぞくと、あほうどりがたくさんのお魚をつりあげています!さっそくかつおどりも魚つりにちょうせんしますが、ちっともつれません。巨大ななべでジャムを作ったり、海で泳いだり……あほうどりはいつも楽しそう。かつおどりはあほうどりが気になって気になって、ついに……。

  • 全国学校図書館協議会選定
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 初版:2021年9月25日
  • 判型:B5判/サイズ:19.1×26.6cm
  • 頁数:32頁
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-01577-1
  • NDC:913

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読者の声

読者さま

イラストもかわいいです。(36歳・女性)

親にもとってもわかりやすくて、おもしろいえほんでした。イラストもかわいいです。
読者さま

まぁ〜やさしいあたたかい本でした。(62歳・女性)

仲よくなりたいきもち、気になって気になっての気もち、全部の表現がすばらしかったですし心があたたかくなりました。
P.S.下田沖でかつおどりがはじめて目げきされ、写真におさめたニュースと写真を見た日に本をおしえていただきました。

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書評

ともだちみつけた 母のひろば689号(2021年10月15日発行)
 いつも、保育士や子どもたちの前で、歌ったり踊ったりして人気のたにぞう(みんなにはそう呼ばれている)が、絵本を描いた。この、あまり上手くない絵本は、きっと子どもたちの共感を呼ぶだろう。「上手くない」と言っても、その、色や線の潔さは魅力的だ。鉛筆なめなめ、一心不乱に描き上げた熱さが伝わる。
 隣の島に引っ越してきたあほうどりのことが、気になって仕方がないかつおどり。でも、いつも双眼鏡でのぞいているばかり……。
 子ども同士が友達になっていくプロセスは、そばで見ていて、いつも気持ちがいい。きっとたにぞうも、内気な子どもで、少しずつ好きな子に近づいていったんだろうなー、と想像してしまう。
 大好きな海、鳥、島、まぶしい空、まっ白な雲。みんなたにぞうのココロの中の世界だ。
 僕は、かつおどりが、あほうどりに会いに、サーフボードを漕いで夜の海を渡る場面が好きだ。
「ふたりは ともだちに なりました」このラストシーンのために、たにぞうは歌い踊り、あそぶ。そしてとうとう、その想いを、1冊の絵本として描いたのだ。
 もう1度ページを開いて、たにぞうの描く花や雲や波を、そして鳥たちの表情をよーく見て楽しもう。
増田喜昭/子どもの本専門店メリーゴーランド店主

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