ごろりん たまねぎ
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台所に、ころりんごろりん、いつもいるのは、たまねぎ。
芽が出たたまねぎを土に植えてみたら、はっぱがわしゃわしゃのびてきて、たまねぎぼうずが花をつけた!
今度は種をまいてみよう。ぐんぐんそだったはっぱの根本がぽっこりふくらみ、ごろりんたまねぎのできあがり!
身近なのによく知らないたまねぎの育ち方や、いろんな種類、切り方まで、美しい絵とリズミカルな言葉で楽しく伝えます。
「どーんとやさい」シリーズ8作目。
- 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
- 初版:2018年7月10日
- 判型:B5変型判/サイズ:20.7×22.2cm
- 頁数:24頁
- 3歳~
- ISBN:978-4-494-00168-2
- NDC:479
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内容説明
台所に、ころりんごろりん、いつもいるのは、たまねぎ。
芽が出たたまねぎを土に植えてみたら、はっぱがわしゃわしゃのびてきて、たまねぎぼうずが花をつけた!
今度は種をまいてみよう。ぐんぐんそだったはっぱの根本がぽっこりふくらみ、ごろりんたまねぎのできあがり!
身近なのによく知らないたまねぎの育ち方や、いろんな種類、切り方まで、美しい絵とリズミカルな言葉で楽しく伝えます。
「どーんとやさい」シリーズ8作目。
関連情報
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推薦のことば
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- 「どーんと やさい」シリーズの8作目は「たまねぎ」です。本作りで主人公がたまねぎと決まれば、そのやさいの特長を考えます。切ると涙が出ることがまず一番に浮かびましたね。でもまてよ、見えない成分をどう描くの? それにあの白い“たま”。根っこなの? 茎? 葉っぱ? いつも食べているやさいなのに、分からないことばかり。汗をかきかき調べます。
たまねぎ畑や農家さんを訪ね、狭いベランダに実際に植えてみます。種まきから収穫までの様子、保存は? 種取りは? と、気になることを見たり教えたりしてもらいます。
そして出来あがったたまねぎの本、楽しんでもらえるでしょうか…。 - 作者・いわさゆうこ
書評
- 母のひろば651号 あふれだすいのち 2018年8月15日
- 「息子が喜んで興味津々で見ていました」「見ているとおなかがすいてきました」これは東近江市立八日市図書館で開催した、いわさゆうこさんの原画展に寄せられた感想の一部です。カウンターに来た男の子が、「キャベツが好き」とお気に入りの絵を教えてくれることもありました。年配の女性からは「原画を見てから家の野菜をよく見たら、同じ根の生え方をしていて驚いた」とお声をいただきました。日頃、野菜を育てている人も納得させる深い観察力で描かれた、豊かで細やかな野菜たち。「いわささんの絵本は、子どもはもちろん、大人が読んでも気づきがあり、楽しめるのだ」と改めて感じました。
さて、新刊『ごろりん たまねぎ』を、私も実家で採れた「きいろたまねぎ」と比べながら読みました。ぱりぱりの皮をめくると顔を出す、まっしろなぴかぴかたまねぎ。ページを進めると、ちいさな種からちょこんとかわいい芽が出て、どんどん葉っぱが伸びていく、たまねぎの成長過程を知ることができ、目の前のたまねぎも「がんばってこうして大きくなったんだなぁ」とたくましく感じました。「わしゃわしゃ」「ぽっくり」「ぷくん」。絵に添えられたことばからも、たまねぎの愛らしさが伝わってきて、読み終わったときには、私もおなかがすいてしまいました。たまねぎのいのちがあふれだす1冊です。 - 嶋村映利佳(しまむら えりか/東近江市立八日市図書館司書)
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