ニュース
2026.08.06
『クジラがしんだら』台湾版が、呉大猷科学普及著作賞「青少年向け科学読み物特別推薦賞」を受賞!

『クジラがしんだら』(江口絵理 文/かわさきしゅんいち 絵/藤原義弘 監修)の台湾版が、呉大猷科学普及著作賞の「青少年向け科学読み物特別推薦賞(翻訳部門)」を受賞しました!
(台湾版出版社:小天下/遠見天下文化出版)
呉大猷科学普及著作賞は、台湾の呉大猷学術基金会が主催する、優れた科学作品や翻訳作品の顕彰を目的とした中国語圏の科学読み物を対象とした賞です。2年に一度、中国語で書かれた一般向けの科学書籍を対象に選考が行われ、中国語圏で最も権威のある科学読み物の賞の一つとして知られているそうです。
台湾だけでなく中国語圏全体を対象とした大変珍しい賞で、科学読み物の賞としては唯一の賞だと言われています。また、これまでの受賞作は読み物が中心で、絵本の受賞は非常に珍しいそうです。
受賞おめでとうございます!
https://www.phys.sinica.edu.tw/~tywufund/award/2025/award.php
『クジラがしんだら』台湾版は2025年度にも「Openbook優良図書 年間ベスト児童書賞」に選ばれています。
Openbook優良図書賞は、台湾の民間書評メディアであるOpenbook読書誌(オープンブック・リーディング)が主催する年間図書賞で、台湾を代表する民間書評系の文学賞の一つです。『クジラがしんだら』台湾版は4部門のうち、年間ベスト児童書賞に選ばれました。以下のページでは、著者おふたりの受賞の言葉が日本語と中国語併記で掲載されています。https://www.openbook.org.tw/article/p-71926
(台湾版出版社:小天下/遠見天下文化出版)
呉大猷科学普及著作賞は、台湾の呉大猷学術基金会が主催する、優れた科学作品や翻訳作品の顕彰を目的とした中国語圏の科学読み物を対象とした賞です。2年に一度、中国語で書かれた一般向けの科学書籍を対象に選考が行われ、中国語圏で最も権威のある科学読み物の賞の一つとして知られているそうです。
台湾だけでなく中国語圏全体を対象とした大変珍しい賞で、科学読み物の賞としては唯一の賞だと言われています。また、これまでの受賞作は読み物が中心で、絵本の受賞は非常に珍しいそうです。
受賞おめでとうございます!
https://www.phys.sinica.edu.tw/~tywufund/award/2025/award.php
『クジラがしんだら』台湾版は2025年度にも「Openbook優良図書 年間ベスト児童書賞」に選ばれています。
Openbook優良図書賞は、台湾の民間書評メディアであるOpenbook読書誌(オープンブック・リーディング)が主催する年間図書賞で、台湾を代表する民間書評系の文学賞の一つです。『クジラがしんだら』台湾版は4部門のうち、年間ベスト児童書賞に選ばれました。以下のページでは、著者おふたりの受賞の言葉が日本語と中国語併記で掲載されています。https://www.openbook.org.tw/article/p-71926

-
クジラがしんだら
深海はえさが少なく、生きものが少ない場所です。ところが、ごくまれに巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが命を終えたクジラです。クジラの体は、長ければ100年にもわたってさまざまな生物の命を支え続けます。
はじめはサメ、コンゴウアナゴなどが肉を食べ、タカアシガニやグソクムシなど小さな生物が続きます。骨だけになると、こんどはホネクイハナムシという骨を食べる生物があらわれ、その後も長期間にわたりクジラは分解されていきます。
このクジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、近年の研究でその実態が明らかになってきました。
50~100年というのは、とほうもなく長い時間ですが、必ずどこかで終わりは来ます。
鯨骨に生きる生き物たちは、やがて別のすみかと食べ物を探さなくてはいけない。こんなに広い海で、そうつごうよく、沈んだ大きなクジラに出会えるものでしょうか?
しかし、まっくらな宇宙にも星があるように、深い海の底からあてどない旅に出かける生物たちにも、どこかに必ず明かりがあるのです。でなかったら、クジラに集う生きものたちがずっと子孫を残し、命をつなぎ続けることはできなかったはずです。
これは深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。- 4・5歳~
- 2024年9月1日初版
- 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
- 立ち読み



