イベント
2025.07.29
〈東京・四谷三丁目〉SAKANA BOOKSにて『クジラがしんだら』トークイベント&原画展開催!

「ようちえん絵本大賞」「キノベスキッズ2025第1位」「第56回講談社絵本賞」など受賞し、昨年9月の発売から現在10刷となっている大人気の絵本『クジラがしんだら』。
深海に沈んだクジラの体を中心に形成される特殊な生態系「鯨骨生物群集」を描いた作品で、深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
8/23 (土)に、東京新宿区の週刊つりニュース本社ビル1階にある、サカナに特化した本屋「SAKANA BOOKS」にて、作者の児童書作家・江口絵理さんと、絵本の監修を務め、JAMSTECで「鯨骨生物群集」や深海の研究を続ける藤原義弘先生のおふたりによるトークイベントが開催されます!
絵本が出来上がるまでの道のりや深海生物の魅力など、余すところなく語っていただきます。
お子様も参加いただける内容です。
夏休みの自由研究にもぴったり! ぜひご家族でご参加ください。
『クジラがしんだら』著者江口絵理さん、監修者・藤原義弘さんトークイベント
●日 時:2025年8月23日(土) 14:00から
●場 所:SAKANA BOOKS 〒160-0005 東京都新宿区愛住町18-7(週刊つりニュース 東京本社1階)
●チケット
• 大人(中学生以上):2,200円(税込)
• 小学生:1,100円(税込)
• 乳幼児は無料
*大人チケット1枚につき小学生1名まで無料
●お申し込み、詳細は以下まで
• チケット(電子チケット):SAKANA BOOKSオンラインストア
https://sakanabooks.stores.jp/
• イベント詳細:SAKANA BOOKS note
https://note.com/sakanabooks/n/n821a07ff9a64
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)上席研究員。
東京海洋大学大学院客員教授。海底に沈んだクジラが作り出す「鯨骨生物群集」をはじめ、深海に生きる生物たちのさまざまな関わり合いを解き明かす研究を続けている。
深海生物の撮影をサイドワークとし、著作に『深海のとっても変わった生きもの』(幻冬舎)『追跡! なぞの深海生物』(あかね書房)のほか『小学館の図鑑NEO 深海生物』(小学館)の総合監修も務める。
児童書作家。著書に日本絵本賞を受賞した『ゆらゆらチンアナゴ』や、『アマミホシゾラフグ』(共にほるぷ出版)、『ボノボ』(そうえん社)、『高崎山のベンツ』(ポプラ社)ほか子ども向けの動物の本多数。海と環境のビジュアルブック『あおいほしのあおいうみ』(Think the Earth)の編集・執筆なども手がける。
また、会場では8/2 (土)から31(日)にかけて、「SAKANA BOOKS」にて『クジラがしんだら』の原画展を開催いたします。
画家かわさきしゅんいちさんによる迫力ある美しい原画です。
期間中ぜひお立ち寄りください。
『クジラがしんだら』原画展
●期 間
8/2 (土) ~8/31 (日)*毎週木・金曜は休み。営業日、営業時間を訪問前にご確認ください。 ●場 所
SAKANA BOOKS 〒160-0005 東京都新宿区愛住町18-7(週刊つりニュース 東京本社1階)
https://sakanabooks.jp/#access
深海に沈んだクジラの体を中心に形成される特殊な生態系「鯨骨生物群集」を描いた作品で、深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
8/23 (土)に、東京新宿区の週刊つりニュース本社ビル1階にある、サカナに特化した本屋「SAKANA BOOKS」にて、作者の児童書作家・江口絵理さんと、絵本の監修を務め、JAMSTECで「鯨骨生物群集」や深海の研究を続ける藤原義弘先生のおふたりによるトークイベントが開催されます!
絵本が出来上がるまでの道のりや深海生物の魅力など、余すところなく語っていただきます。
お子様も参加いただける内容です。
夏休みの自由研究にもぴったり! ぜひご家族でご参加ください。
『クジラがしんだら』著者江口絵理さん、監修者・藤原義弘さんトークイベント
●日 時:2025年8月23日(土) 14:00から
●場 所:SAKANA BOOKS 〒160-0005 東京都新宿区愛住町18-7(週刊つりニュース 東京本社1階)
●チケット
• 大人(中学生以上):2,200円(税込)
• 小学生:1,100円(税込)
• 乳幼児は無料
*大人チケット1枚につき小学生1名まで無料
●お申し込み、詳細は以下まで
• チケット(電子チケット):SAKANA BOOKSオンラインストア
https://sakanabooks.stores.jp/
• イベント詳細:SAKANA BOOKS note
https://note.com/sakanabooks/n/n821a07ff9a64
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)上席研究員。
東京海洋大学大学院客員教授。海底に沈んだクジラが作り出す「鯨骨生物群集」をはじめ、深海に生きる生物たちのさまざまな関わり合いを解き明かす研究を続けている。
深海生物の撮影をサイドワークとし、著作に『深海のとっても変わった生きもの』(幻冬舎)『追跡! なぞの深海生物』(あかね書房)のほか『小学館の図鑑NEO 深海生物』(小学館)の総合監修も務める。
児童書作家。著書に日本絵本賞を受賞した『ゆらゆらチンアナゴ』や、『アマミホシゾラフグ』(共にほるぷ出版)、『ボノボ』(そうえん社)、『高崎山のベンツ』(ポプラ社)ほか子ども向けの動物の本多数。海と環境のビジュアルブック『あおいほしのあおいうみ』(Think the Earth)の編集・執筆なども手がける。
また、会場では8/2 (土)から31(日)にかけて、「SAKANA BOOKS」にて『クジラがしんだら』の原画展を開催いたします。
画家かわさきしゅんいちさんによる迫力ある美しい原画です。
期間中ぜひお立ち寄りください。
『クジラがしんだら』原画展
●期 間
8/2 (土) ~8/31 (日)*毎週木・金曜は休み。営業日、営業時間を訪問前にご確認ください。 ●場 所
SAKANA BOOKS 〒160-0005 東京都新宿区愛住町18-7(週刊つりニュース 東京本社1階)
https://sakanabooks.jp/#access
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クジラがしんだら
深海はえさが少なく、生きものが少ない場所です。ところが、ごくまれに巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが命を終えたクジラです。クジラの体は、長ければ100年にもわたってさまざまな生物の命を支え続けます。
はじめはサメ、コンゴウアナゴなどが肉を食べ、タカアシガニやグソクムシなど小さな生物が続きます。骨だけになると、こんどはホネクイハナムシという骨を食べる生物があらわれ、その後も長期間にわたりクジラは分解されていきます。
このクジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、近年の研究でその実態が明らかになってきました。
50~100年というのは、とほうもなく長い時間ですが、必ずどこかで終わりは来ます。
鯨骨に生きる生き物たちは、やがて別のすみかと食べ物を探さなくてはいけない。こんなに広い海で、そうつごうよく、沈んだ大きなクジラに出会えるものでしょうか?
しかし、まっくらな宇宙にも星があるように、深い海の底からあてどない旅に出かける生物たちにも、どこかに必ず明かりがあるのです。でなかったら、クジラに集う生きものたちがずっと子孫を残し、命をつなぎ続けることはできなかったはずです。
これは深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。- 4・5歳~
- 2024年9月1日初版
- 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
- 立ち読み