イベント
2025.02.13
〈東京都中央区〉絵本『クジラがしんだら』のトークイベントが開催されます。

ギャラリーキッチンKIWIにて、絵本『クジラがしんだら』の監修を担当された深海生物研究者の藤原義弘さんと文を担当された児童書作家の江口絵理さんのトークイベントが開催されます。
お近くの方は、この機会にぜひご参加ください。
●大人の科学バー【絵本編】
「深海の鯨骨生物群集の絵本が生まれるまで ー児童書作家と研究者のコラボレーション 」
■日 時:2025年2月28日(金)19:00~21:30
■会 場:ギャラリーキッチンKIWI
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目
■お申し込み:kiwi-lab.com/event.html#whalefall
詳しくはこちらをご覧ください。
https://kiwi-lab.com/event.html#whalefall
お近くの方は、この機会にぜひご参加ください。
●大人の科学バー【絵本編】
「深海の鯨骨生物群集の絵本が生まれるまで ー児童書作家と研究者のコラボレーション 」
■日 時:2025年2月28日(金)19:00~21:30
■会 場:ギャラリーキッチンKIWI
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目
■お申し込み:kiwi-lab.com/event.html#whalefall
詳しくはこちらをご覧ください。
https://kiwi-lab.com/event.html#whalefall
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クジラがしんだら
深海はえさが少なく、生きものが少ない場所です。ところが、ごくまれに巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが命を終えたクジラです。クジラの体は、長ければ100年にもわたってさまざまな生物の命を支え続けます。
はじめはサメ、コンゴウアナゴなどが肉を食べ、タカアシガニやグソクムシなど小さな生物が続きます。骨だけになると、こんどはホネクイハナムシという骨を食べる生物があらわれ、その後も長期間にわたりクジラは分解されていきます。
このクジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、近年の研究でその実態が明らかになってきました。
50~100年というのは、とほうもなく長い時間ですが、必ずどこかで終わりは来ます。
鯨骨に生きる生き物たちは、やがて別のすみかと食べ物を探さなくてはいけない。こんなに広い海で、そうつごうよく、沈んだ大きなクジラに出会えるものでしょうか?
しかし、まっくらな宇宙にも星があるように、深い海の底からあてどない旅に出かける生物たちにも、どこかに必ず明かりがあるのです。でなかったら、クジラに集う生きものたちがずっと子孫を残し、命をつなぎ続けることはできなかったはずです。
これは深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。- 4・5歳~
- 2024年9月1日初版
- 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
- 立ち読み