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<ニュース>『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』が第15回「リブロ絵本大賞」を受賞!
全国のグループ書店の皆様に投票いただき、このたびの受賞となりました。
作者の長崎真悟さんの受賞の言葉をご紹介します。
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この度は『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』をリブロ絵本大賞に選んでいただきありがとうございます!
まさかこんな立派な賞をいただけるとは思いもよらず、童心社さんや書店の皆さま、読んでくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
迫力ある重機が活躍するお話にしたい…ということから描きはじめたのですが、もぐらの職人さんたちの仕事ぶりも応援してもらえたようで、とてもうれしく思っております。
これからも、読者の方に楽しんでもらえる絵本が作れるように頑張りたいと思います!
長崎真悟
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10月より、リブロ、BOOKSえみたす、よむよむ、パルコブックセンター、オリオン書房、PAPER WALL、あゆみBOOKSなどで記念フェアがおこなわれています。
かわいいキリンのリブ郎くんのピンクの帯が目印です!
ぜひお手にとってご覧ください。
シリーズ第2作の『もぐらけんせつ ぽんぽこでらのおまつり』も好評発売中です。
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もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち
長崎真悟 さく
まちのこうむてん、「もぐらけんせつ」が安全第一でこうじをうけおいます。
すむひと、使うひとのことをかんがえて、こころをこめて作業します。
ショベルカーやブルドーザーなど、かっこいい重機たちがだいかつやく。
たてものができていく過程を、絵で見て楽しめるおはなし絵本です。
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もぐらけんせつは、まちでいちばんうでのいいこうむてん。今日は、りすさん一家がそうだんにやってきました。
「おうちがかたむいてしまったので、なおしてもらいたいのです」
もぐらのさぎょういんたちはうたいながら、おおきなのりものにのってさっそく現場にむかいます。
「♪ほれ おせ はこべ つりあげろ あんぜんだいいち わすれずに こわして なおして ととのえて もぐらけんせつ しゅっぱつだ」
りすさんの木のおうちは、すっかりかたむいて、いまにもたおれてしまいそうでした。
もぐらたちは、さっそくこうじをはじめました。
まずは、ショベルカーが木のわきの土をほります。つぎに、クレーン車が木をひっぱり、まっすぐになおします。
ダンプカーが土をはこんできて、あいたあなに土をながしこみます。
さいごにブルドーザーがいわや土をどかして、じめんをたいらにします。
つぎの日からは、おうちのこうじ。トラックがざいもくをはこんできました。
部屋をふやして、キッチンをあたらしくして……こうじはどんどんすすみます。
「おや? このとびら、たてつけがわるいぞ。せーの……」ぱかっキッチンにあるとびらをあけると……?
もぐらけんせつ応援コメント
もぐらけんせつ応援コメント2- 3歳~
- 2023年7月15日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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もぐらけんせつ ぽんぽこでらのおまつり
長崎真悟 さく
もうすぐ、ぽんぽこ寺のお祭りです。町の工事の会社、もぐらけんせつでも、祭りのじゅんびに大いそがし。
そこへ、ぽんぽこ寺の和尚さんが泣きながらやってきました。「お寺の橋がこわれてしまったんです。これではみんなにお祭りにきてもらえません」。
そこでもぐらけんせつのみんなは、大いそぎで橋の建設にとりかかりました。ところが、川の中に柱を立てなければならないし、橋の工事は大変です。そこでおやかたは、ビーバー材木店のとうりょうにたすけをもとめました。「おやかたのたのみじゃあ、ことわれんな」ビーバー材木店ともぐらけんせつが力を合わせて、橋はどんどんできていって……。
ショベルカーやクレーン車をはじめ、ポンプ車、フォワーダー、パイルドライバーなど、かっこいい重機が大かつやく! 橋ができていく様子や、盛大なお祭りを絵で楽しめるおはなし絵本です。
たくさんのコメント、ありがとうございます!- 3歳~
- 2024年6月1日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み