イベント
2024.04.26
<イベント>『おしいれのぼうけん』刊行50周年記念 ご関係者様限定イベント「まっくらやみの朗読会&スペシャルトーク」を行いました。

1974年の刊行から半世紀という大きな節目をむかえる絵本『おしいれのぼうけん』。
それを記念し、先日「まっくらやみの朗読会&スペシャルトーク」を開催しました。
この日のイベントには、日ごろこの本を子どもたちに手渡している書店員の方をはじめ、ご関係者の方がお集まりくださいました。
開演前、タイトルとともに会場に映し出されていたのは「まっくらやみに まけない 子どもの心のために」という言葉。
これは、私たち童心社が50周年を機に考えた合言葉です。
子どもが自分自身の力を信じることができるこの絵本を、50年先、100年先の子どもたちにつないでいきたいという思いをこめました。
今回、絵本の世界とおなじまっくらやみの空間で『おしいれのぼうけん』を朗読してくださったのは、子どものころからこの絵本が大好きだという、ピースの又吉直樹さんです。
おしいれの中に入れられたさとしとあきらの前にあらわれるねずみばあさん。
そしてドキドキハラハラの連続! 手に汗にぎる大冒険。
スクリーンに映し出される名場面とともに、又吉さんのすてきな朗読を味わいました。
その後、又吉さんと『おしいれのぼうけん』担当編集者である童心社会長の酒井京子による対談が行われました。
「最初は恐怖心をもったけれど、それを子どもたちの想像力と物語の力で乗りこえていくこのお話がとても好きでした」と又吉さん。
酒井からは保育園での取材にまつわるエピソードや本づくりの苦労話が披露されました。
最後に又吉さんから「これからを生きる子どもたちにも、自分の感性を信じてこの本を楽しんでほしい」というお言葉をいただきました。
ご参加いただいた皆様には、「あなたにとって『おしいれのぼうけん』とは?」という質問をなげかけました。
お寄せいただいたコメントの一部をご紹介します。
●刊行から50年たっても色あせない。今読んでも新しい発見がある。ワクワクとドキドキが止まらないおはなし。
●いつの時代も子どもたちは理不尽や恐怖とたたかっていて、自分たちの力でなんとか乗りこえようとしています。
大人がその力をさえぎってはいけません。
このワクワクする冒険物語がずっと読みつがれますように。
●『おしいれのぼうけん』は読者のイマジネーションがあわさって完成する!
●数多のロングセラーの中でも異彩を放つこの絵本に惹きつけられた人が本当にたくさんいたと思います。私も暗闇が怖く想像でのりこえてきた子どもでした。
この本が持つ力がこれからもたくさんの子どもに届くことを願います。
●ねずみばあさんからはとびきりの恐怖を、さとしとあきらからは、きらりとひかる勇気と友情をもらいました。
『おしいれのぼうけん』の魅力に皆様とともにふれるすてきな時間となりました。
今後童心社ではさまざまな取り組みを予定しております。
どうぞお楽しみに!
それを記念し、先日「まっくらやみの朗読会&スペシャルトーク」を開催しました。
この日のイベントには、日ごろこの本を子どもたちに手渡している書店員の方をはじめ、ご関係者の方がお集まりくださいました。
開演前、タイトルとともに会場に映し出されていたのは「まっくらやみに まけない 子どもの心のために」という言葉。
これは、私たち童心社が50周年を機に考えた合言葉です。
子どもが自分自身の力を信じることができるこの絵本を、50年先、100年先の子どもたちにつないでいきたいという思いをこめました。
今回、絵本の世界とおなじまっくらやみの空間で『おしいれのぼうけん』を朗読してくださったのは、子どものころからこの絵本が大好きだという、ピースの又吉直樹さんです。
おしいれの中に入れられたさとしとあきらの前にあらわれるねずみばあさん。
そしてドキドキハラハラの連続! 手に汗にぎる大冒険。
スクリーンに映し出される名場面とともに、又吉さんのすてきな朗読を味わいました。
その後、又吉さんと『おしいれのぼうけん』担当編集者である童心社会長の酒井京子による対談が行われました。
「最初は恐怖心をもったけれど、それを子どもたちの想像力と物語の力で乗りこえていくこのお話がとても好きでした」と又吉さん。
酒井からは保育園での取材にまつわるエピソードや本づくりの苦労話が披露されました。
最後に又吉さんから「これからを生きる子どもたちにも、自分の感性を信じてこの本を楽しんでほしい」というお言葉をいただきました。
ご参加いただいた皆様には、「あなたにとって『おしいれのぼうけん』とは?」という質問をなげかけました。
お寄せいただいたコメントの一部をご紹介します。
●刊行から50年たっても色あせない。今読んでも新しい発見がある。ワクワクとドキドキが止まらないおはなし。
●いつの時代も子どもたちは理不尽や恐怖とたたかっていて、自分たちの力でなんとか乗りこえようとしています。
大人がその力をさえぎってはいけません。
このワクワクする冒険物語がずっと読みつがれますように。
●『おしいれのぼうけん』は読者のイマジネーションがあわさって完成する!
●数多のロングセラーの中でも異彩を放つこの絵本に惹きつけられた人が本当にたくさんいたと思います。私も暗闇が怖く想像でのりこえてきた子どもでした。
この本が持つ力がこれからもたくさんの子どもに届くことを願います。
●ねずみばあさんからはとびきりの恐怖を、さとしとあきらからは、きらりとひかる勇気と友情をもらいました。
『おしいれのぼうけん』の魅力に皆様とともにふれるすてきな時間となりました。
今後童心社ではさまざまな取り組みを予定しております。
どうぞお楽しみに!
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おしいれのぼうけん
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。
ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計239万部を超えるロングセラー絵本。- 3歳~
- 1974年11月1日初版
- 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
- 立ち読み