2023.07.12

〈愛知〉新美南吉生誕110年「南吉と長野ヒデ子の母の世界展」開催!

おかあさんがおかあさんになった日』をはじめ、これまでたくさんのおかあさんを作品の中で描いてきた長野ヒデ子さんによって、新美南吉さんが母への思いをこめてつづった詩『天国』が絵本になりました。
7月15日(土)より新美南吉記念館にて、新作えほん『てんごく』をはじめとする、長野さんの作品の原画展が開催されます。

童心社の作品では、『おかあさんがおかあさんになった日』『おとうさんがおとうさんになった日』『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』などの絵本原画や、紙芝居の紹介として、『おばけちゃんとことこ』など、紙芝居の制作過程のラフなども展示される予定です。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。

◆ 新美南吉生誕110年「南吉と長野ヒデ子の母の世界展」

  ■ 会  期:第1期 … 2023年 7月15日(土)~ 9月10日(日)
         第2期 … 2023年 9月13日(水)~ 10月29日(日)
  ■ 場  所:新美南吉記念館 展示室
         〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町1-10-1
  ■ 開館時間:9:30~17:30
  ■ 観 覧 料:観覧料220円(中学生以下無料)※常設展もご覧いただけます。



<特別展関連イベント>

◆ 第35回新美南吉顕彰講演会
  長野ヒデ子×長野麻子対談講演会 「お母さんと赤ちゃんの世界 ~南吉の詩から生まれた絵本『てんごく』~」

 【内 容】絵本作家・長野ヒデ子さんと娘の長野麻子さん(東京成徳大学教授)による親子対談講演会
 【日 時】8月13日(日)13:30~15:30
 【場 所】アイプラザ半田 講堂(〒475-0817 愛知県半田市東洋町1丁目8番地)
 【定 員】550名(先着順)
 【参加費】無料(予約者優先)
 【申込み】7月8日(土)9:30から、申込みフォームまたは南吉記念館へ(☎ 0569-26-4888)

詳しくはこちらをご覧ください。▶︎ http://www.nankichi.gr.jp/Tenzi/kikaku.html
おばあちゃんがおばあちゃんになった日

絵本・こどものひろば

おばあちゃんがおばあちゃんになった日

長野ヒデ子 さく

赤ちゃんがうまれたので、おかあさんは大いそがし。お姉ちゃんになったあこちゃんのおむかえには、おばあちゃんがきてくれます。あこちゃんのおばあちゃんは、のんびりやで、みちくさ名人。
おばあちゃんは、いつから「おばあちゃん」になったの?
ご近所には、いろんな「おばあちゃん」がいるね。
あこちゃんとおばあちゃんの心の交流、そして新しい赤ちゃんをむかえた家庭のあたたかさを描いた、楽しいおばあちゃん応援絵本です。

姉妹作に『おかあさんがおかあさんになった日』『おとうさんが『おとうさんになった日』もございます。

  • 3歳~
  • 2015年2月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
おとうさんがおとうさんになった日

絵本・こどものひろば

おとうさんがおとうさんになった日

長野ヒデ子 さく

おうちで、3人目の子どもを出産することを決めたおとうさんとおかあさん。
「おとうさんは、いつ おとうさんになったの?」そう聞かれて、おとうさんは、はじめておにいちゃんがうまれた日、そして妹のあこちゃんがうまれた日のことを語りはじめます。「かわいいおんなのこが うまれたよ」と電話で聞いて、いつもの景色がまるで違うように輝いてみえたこと……。
家族みんなで、二人がうまれた日の思い出を語っているその時、ついにおかあさんの陣痛がはじまりました。
助産師さんとおばあちゃんを呼んで、家族みんなであかちゃんを迎えます。

 おとうさんがおとうさんになっていく喜びを描いた本作。子どもたちは、自分がどんなふうにうまれてきたのか、話してもらうのが大好きです。
お子さんがうまれたエピソードや家族の歴史を、どうぞ絵本とともに語りあってお楽しみください。

姉妹作に『おかあさんがおかあさんになった日』『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』もございます。

  • 3歳~
  • 2002年5月10日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
おかあさんがおかあさんになった日

絵本・こどものひろば

おかあさんがおかあさんになった日

長野ヒデ子 さく

「あなたがうまれた日のこと……」
期待と不安でむかえる、はじめての出産。
あかちゃんがうまれ、はじめてお母さんになるまでの1日を描いたロングセラー絵本。
「あなたのおかげで、わたしはおかあさんになれたのよ」
あたたかく語りかけるような文と、優しい絵で、うまれてきたあかちゃんへの思いと、おかあさんになれた喜びがあたたかく伝わってきます。

小さなお子さんにもわかりやすい、語りかけるような文章です。
「わたしは、ぼくは、どうやってうまれたの?」
絵本をきっかけに、お子さんがうまれたあの日の喜びを、どうぞご家族で語り合ってください。

姉妹作に『おとうさんがおとうさんになった日』『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』もございます。

  • 3歳~
  • 1993年7月15日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み