これまで7回にわたって、2021年刊行の新刊紙しばい、そして新刊書籍をふりかえってきました。
最終回にご紹介するのは、今、子どもたちにふれてほしいテーマの図書、そして童心社でははじめての刊行となった、点字つきさわる絵本です。


≪図書　小学校5・6年生～≫

★『子どものための感染症予防ＢＯＯＫ　――パンデミックを生きぬくための101の知識』
(夏緑　著／ミノオカ・リョウスケ　絵)

感染症の原因となる「細菌」の「ウイルス」の違いとは？
身近なようで、まだまだ知らないこともある感染症について、幅広い知識が身につく1冊です。
感染症予防はもちろん、科学や医学への知的好奇心に応える内容。


★『見すごせない！ 海洋プラスチック問題』『どうしたらへらせる？ 食品ロス問題』『まったなし！ 世界にあふれるごみ問題』
(井田仁康 総合監修／グループ・コロンブス 編）

今世界が直面しているごみ問題について、「ＳＤＧｓ」(持続可能な開発目標)の観点から考えるシリーズです。
各巻に「ＳＤＧｓ」についての解説も掲載されています。
私たちの出すごみで、地球のどこかで苦しむ人がいるかもしれない――そんな意識をもつきっかけに。

多くの図書館で採用いただいている好評のシリーズです。

「ＳＤＧｓでかんがえよう　地球のごみ問題」(全3巻)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494046263

≪点字つきさわる絵本≫

★『てんじつきさわるえほん　いないいないばあ』
(松谷みよ子　ぶん／瀬川康男　え)

日本の絵本ではじめて700万部を突破した絵本『いないいないばあ』が、点字つきさわるえほんになりました。
見て楽しむことのできる絵と文字の上に、透明樹脂インクで、触って楽しむことのできる絵（触図）と文字（点字）を、盛り上げ印刷しています。
見える人も、見えない人も一緒に楽しめる絵本です。

この本の特徴や楽しみ方についてご紹介した動画はこちら
https://youtu.be/yy-NHD6fiac

2021年の新刊をご紹介しました。
2022年も元気に新刊をお届けしていきます！
どうぞお楽しみに。