2021.10.04

<広島>戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021

10月20日(水)より、旧日本銀行広島支店にて、『戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021』が開催されます。
童心社の作品では『へいわって どんなこと?』(浜田桂子・作)の原画が展示予定です。
がたごと がたごと』をはじめ、数多くの絵本、紙芝居作品を手がける西村繁男さんのトークイベントも!
お近くの方はぜひお立ち寄りください。


◆戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021

おとなも子どもも、一冊の本から、戦争と平和を考える一
そんな催しが、ひろしまにやってきます。
古今東西の絵本・児童書、約300冊の展示、絵本の原画展示、作家・画家のお話、子どもたちの絵の展示、ミニコンサー ト、朗読、絵本の読み聞かせ、紙芝居上演など、多彩に。
被爆都市ひろしまのシンポルのひとつ、被爆建物・旧日本銀行広島支店の人きな会場で、子どもたちの未来につながる1ページをひらきましょう。

■会 期:2021年10月20日(水)~10月24日(日)10:00~18:00
■会 場:旧日本銀行広島支店1階(広島市中区袋町5-16)
■参加費:無料
■主 催:子どもの本・九条の会



<会期中のイベント>

◆ 講演「『絵で読む広島の原爆』を語る〜那須正幹さんの思いを受け継ぐ」
 【日 時】2021年10月24日(日)15:00~16:00
 【講 師】西村繁男さん


このほか、詳しいイベント情報は〈子どもの本・九条の会〉 HPをご覧ください。
http://kodomonohon9.planet.bindcloud.jp/



*新型コロナウイルスの感染状況により、中止を含め変更の可能性もあります。あらかじめこ了承ください。

へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本

へいわって どんなこと?

浜田桂子

へいわってどんなこと? 「きっとね、へいわってこんなこと。せんそうをしない。ばくだんなんかおとさない。いえやまちをはかいしない……」いろいろな視点から平和を考え、平和の意味を問い返します。本シリーズは、日本の絵本作家が中国と韓国の絵本作家に呼びかけ、三か国12人の協力で実現した平和を訴える絵本です。三年以上の歳月をかけ、国を越えた意見交換を積み重ね、各国の歴史を踏まえて実現した画期的な取り組み。

  • 小学1・2年~
  • 2011年4月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
がたごと がたごと

絵本・こどものひろば

がたごと がたごと

内田麟太郎 文/西村繁男

「おきゃくがのります ぞろぞろ ぞろぞろ」と、たくさんの人が電車にのりこみます。電車は「がたごと がたごと」と市街地をぬけ、田園地帯をぬけ、山奥へとすすみ、到着したのは「おくやま駅」。それぞれ動物に変身した乗客たちが電車から降りていきます。こんどの電車も、トンネルを「がたごと がたごと」と進み、電車はしだいに幻想的な異世界へ。ついた「よつつじ駅」では、それぞれ妖怪に変身した乗客たちが降りていきます。つぎの電車は、「がたごと がたごと」となんと時代をさかのぼり…。思いもしない展開にびっくり。ページをめくる楽しさいっぱいです。
「絵を読む」楽しみがつまった人気の絵本。読者の方から、お客さんが次の駅で何に変身したか、さがして楽しんでいますというご感想をたくさん頂いています。同じコンビで、姉妹編『おばけでんしゃ』『むしむしでんしゃ』『たたたん たたたん』が刊行されています。

  • 3歳~
  • 1999年4月25日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み