2021.08.31

<いま、演じたい紙しばい>もしものとき、自分で自分を守れるように 『だいじ だいじ』

明日9月1日(水)は「防災の日」。今週8月30日から9月5日までは防災週間です。

もしものとき、わが子と一緒にいられないかもしれない、と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
今日ご紹介するのは、2、3歳の小さな子どもに向け、はじめて防災についてお話するときにおすすめの紙しばいです。


くませんせいは、みんなに防災ずきんを見せてくれました。
「あたまは だいじ だいじ。どうして だいじか わかるかな?」

うさぎちゃんはゆらゆらお耳があるから、だいじ!



きりんくんはつのがはえてるから、だいじ!
さるくんは…?

さるくんは、長いお耳もつのもないけれど、と考えこんでしまいます。





「そうやって、よ~く かんがえるから、あたまは、とっても だいじなのよ。」

くませんせいはそうやさしく教えてくれるのでした。
頭は大切だから、真っ先に自分で守らなくてはいけないことを、紙しばいを通して、わかりやすく伝えています。

 来てほしくないけれど、来るかもしれない「もしも」のとき。
家族みんなで備えたいですね。

 8場面/2・3歳から楽しめます。

 『だいじ だいじ』(ひろかわさえこ・脚本/絵 原本憲子・監修)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494080267

こちらの作品は、地震、避難訓練、火事、津波、いざという時に動く体をつくること、頭を守ることなど、子どもたちに知っておいてほしい防災の知恵を題材にした紙芝居セット「もしもにそなえる 防災かみしばい」(全6巻)収録の1冊。

 監修は、東京都公立幼稚園園長として15年勤務後、聖徳大学教授として幼児の安全教育・危機管理の研究をつづけていらした、元学校安全教育研究所教授の原本憲子さんです。

 ぜひ他の作品とあわせて防災指導にお役立てください。 

「もしもにそなえる 防災かみしばい」(全6巻)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494072729
だいじ だいじ

もしもにそなえる 防災かみしばい

だいじ だいじ

ひろかわさえこ 脚本・絵/原本憲子 監修

くませんせいが、ぼうさいずきんをみせてくれました。「みんな、これ、なんだかわかる?グラグラっとじしんがきたら、あたまをまもるためにかぶるものなんですよ。」って、おしえてくれました。でも…どうしてあたまをまもるのかな?あたまは、どうしてだいじなのかな?みんなでかんがえてみよう!

  • 3歳~
  • 2014年7月30日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
もしもにそなえる 防災かみしばい

もしもにそなえる 防災かみしばい

原本憲子 監修

東日本大震災を経験し、あらためて子どもたちの命を守らなければという思いから、実用性に富む紙芝居を作りました。子どもたち自身が安全に気づき、非常時には自分の身を守ろうと行動することができる力を育てるために役立つ紙しばいです。

監修の原本憲子(はらもとのりこ)さんは、東京都公立幼稚園園長として15年勤務後、聖徳大学教授として幼児の安全教育・危機管理のための研究をつづけ、現在、学校安全教育研究所教授。文部科学省のワーキンググループメンバー等として防災教育の専門家の立場から提言をおこなっています。

  • 3歳~
  • 2014年7月30日初版
  • 揃定価11,660円 (本体10,600円+税10%)
  • 在庫僅少