新しいあかちゃん絵本が今月刊行となりました。
タイトルは、『びりびり』です。

きいろくて、ほそながい まるがあります。


びり びり


ページをめくると……

ぴっ


かわいいお顔があらわれました。
ぱくっと口をあけていますよ。


びり びり
ぷっ


びり びり びり びり
ぱっ


赤い紙も、黒い紙もびりびりやぶって変身です。
これはなに？
その答えはありません。そう、なんでもあり！
あかちゃんと自由におしゃべりしてください。


最後は橙色のまるふたつ。


びー――り びー――り


あかちゃんが思わずさわりたくなる展開がまっています。


作者の中新井純子さんは、イラストレーターとして活躍されるほかにもこどもアトリエのスタッフとしてのご経験もあるそうです。

「紙をびりびり、とやぶるときの、こどもたちのわくわくした顔を思い出しながらつくりました！」
とコメントを寄せてくださいました。

「びりびり」という音の気持ちよさ、やぶってうまれる不思議なものたちの存在感、そして色の美しさ。
あかちゃんと一緒に五感で楽しんでください。


（中新井純子　作）