2021.06.07

<ニュース>アーサー・ビナードさん、「ギャラクシー賞」受賞おめでとうございます!

アーサー・ビナードさんが出演されたラジオ番組「文化放送・戦後75年スペシャル『封印された真実~軍属ラジオ』」が、第58回「ギャラクシー賞」ラジオ部門大賞を受賞しました。
「ギャラクシー賞」は、NPO法人放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するものです。

6月2日に贈賞式が行われ、アーサー・ビナードさんも登壇されました。

アーサー・ビナードさんは、広島で原爆に遭ったモノたちが語る写真絵本『さがしています』、そして丸木俊さんと丸木位里さんが描いた大連作「原爆の図」をもとにした紙芝居『ちっちゃい こえ』など、核兵器の廃絶や平和への思いを、数々の作品、そしてメディアを通して発信していらっしゃいます。

このたびの「ギャラクシー賞」の受賞、おめでとうございます。

さがしています
(アーサー・ビナード・作 岡倉禎志・写真)
*表紙写真:「鍵束」寄贈者・中村明夫(広島平和記念資料館所蔵)


ちっちゃい こえ
(脚本・アーサー・ビナード 絵・丸木俊・丸木位里「原爆の図」より)


さがしています

単行本絵本

さがしています

アーサー・ビナード 作/岡倉禎志 写真

「おはよう」「がんばれ」「いただきます」「いってきます」「ただいま」「あそぼ」そのことばをかわすことができる、みんなの生活は、どこへいったのか?
 1945年8月6日の朝、ウランの核分裂が広島で引き起こしたことは、どこまで広がるのか?
ピカドンを体験したカタリベたちは、さがしています─たいせつな人びとを、未来につづく道を。
ヒロシマから今をみつめる写真絵本。

  • 小学3・4年~
  • 2012年7月20日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み
ちっちゃい こえ

単品紙芝居

ちっちゃい こえ

アーサー・ビナード 脚本/丸木俊・丸木位里 絵/「原爆の図」より

ネコが語ります。家族のこと。命をつくりつづける、体の中のちっちゃい声のこと。ヒロシマのこと…。わたしたちはどうすれば生きていけるのか? 美しい絵から響いてくるそのこたえに、一人ひとり耳をすます紙芝居。
『ちっちゃい こえ』プロモーション動画はこちら

『ちっちゃい こえ』紹介リリース

  • 小学3・4年~
  • 2019年5月20日初版
  • 定価2,970円 (本体2,700円+税10%)
  • 立ち読み