2021.04.30

<ニュース>『カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥』が小学校中学年の部、課題図書に!

昨年12月に刊行された自然ノンフィクション『カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥』(嶋田 泰子 著/岡本 順 絵)が第67回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校中学年の部)に選ばれました。

著者が家の近くにやってくるカラスたちに名前をつけ、日々の行動を追い、カラスの生態を知っていく過程を描いたノンフィクションである本作。
同じカラスでも、1羽ずつ性格が異なること、毎日ねぐらからえさ場まで飛んでくること、食べきれないものを隠しておく「貯食」、自由時間には遊んでいることなど、私たちの身近にいながら知られていないカラスの日常が紹介されています。ぜひお手にとってご覧ください。

作品紹介記事
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=2232

その他の第67回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書はこちらの公式ページをご覧ください。
https://www.dokusyokansoubun.jp/
カラスのいいぶん

ノンフィクション・生きものって、おもしろい!

カラスのいいぶん

嶋田泰子 著/岡本順

身近な鳥、カラス。ごみをちらかす、黒くて不吉、大きくてこわい……などわるいイメージばかり。でも、本当はどんな鳥なのでしょう? もともとは森でくらしていたカラス。人のだすごみにひきよせられて街へとおりてきました。しかし、街のくらしも楽ではありません。なわばりあらそいのきびしさ、子育ての苦労など、いがいと知られていないカラスの生活をほりさげます! カラスを愛する著者がユーモラスに語るノンフィクション。

  • 小学3・4年~
  • 2020年12月15日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み