2020.10.09

<新刊かみしばい>毎日がもっと楽しくなる!「はる・なつ・あき・ふゆ たのしい園生活(全6巻)」

今日ご紹介するのは、童心社の新作紙芝居「はる・なつ・あき・ふゆ たのしい園生活(全6巻)」です。
子どもたちは園の行事を楽しみにしていますが、今年は新型コロナウイルの影響もあったのではないでしょうか。
そんなときだからこそ、お話の中で行事に親しみ、これからの行事への期待にもつながる紙芝居を、
いっしょに楽しんでみませんか?

四季折々の園行事をテーマに構成されたシリーズの中から、
秋にぴったりの『きつねのえんそく』をご紹介します。


子どもたちと先生が、ちいさな山のてっぺんをめざして出発しました。

♪さかみち いっぽ にほ
やまみち さんぽ よんほ
ちょうじょう めざして
いちに いちに

それをそーっと見ていたのは、きつねのこ。
子どもたちの遠足を手伝ってあげようと動きだしました。

落ち葉でかくれてしまっていた木の矢印を見えるようにしたり、木の枝をこっそりゆらしてどんぐりを落としてあげたり……。
きつねのこがしてくれたとも知らず、子どもたちはたくさんのどんぐりに大喜びです。

最後にきつねのこがお手伝いしたのは、園長先生⁉
さて、子どもたちはきつねのこがずっと見守っていてくれたことに気づくのでしょうか。


秋の野山へ出かけたくなる、楽しいお話です。
ふだんのおさんぽも遠足気分で、秋を探してみてはいかがでしょうか。
12場面、3・4歳から。

本シリーズには、ほかにも「身体測定」「運動会」「プールあそび」「夏まつり」「大そうじ」など、
子どもたちにとって身近な行事をテーマにした紙芝居が収録されています。





(はせがわさとみ・脚本 市居みか・絵)
きつねのえんそく

はる・なつ・あき・ふゆ たのしい園生活(全6巻)

きつねのえんそく

はせがわさとみ 脚本/市居みか

山にすむきつねの子は、遠足にきた子どもたちをこっそり手伝ってあげることにしました。先まわりして落ち葉をはいたり、どんぐりを落としてあげたり……。やっとみんなが坂道をのぼりきったと思ったとき、目の前に、大きなリュックがどすん! あらわれたのは、園長先生でした。きつねの子は、園長先生のリュックをいっしょに運んであげ、子どもたちと初めて出会います。そして、大きな園長先生のリュックから出てきたのは……

  • 3歳~
  • 2020年9月30日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み
はる・なつ・あき・ふゆ たのしい園生活(全6巻)

はる・なつ・あき・ふゆ たのしい園生活(全6巻)

身体測定、水遊び、夏祭り、遠足、運動会、大掃除。春夏秋冬1年間の園生活をあつめた紙芝居セット(全6巻)。みんなで一緒に過ごす園生活を、みんなで一緒に楽しむ紙芝居で!

『おばけのしんたいそくてい』『ちいさいプールのチャプン』『こんやは なつまつり』『きつねのえんそく』『どんぐりのうんどうかい』『おそうじ おそうじ おおそうじ』の全6巻を収録した紙芝居セット。

  • 3歳~
  • 2020年9月30日初版
  • 揃定価11,660円 (本体10,600円+税10%)