季節のおすすめ
〈いま、よみたい絵本〉みんなを見守るおばあちゃんに、ありがとう 『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』
今日は、素敵なおばあちゃんが登場する絵本をご紹介します。
あこちゃんの家では、あかちゃんが生まれて、おかあさんはおおいそがし。
でもだいじょうぶ!
「おばあちゃんが おてつだいに きたよ!」
あこちゃんの幼稚園のおむかえも、おばあちゃんになりました。
お母さんは「早く早く」だけど、おばあちゃんは道草名人。
しりとりをしたり、のんびりとことこ一緒に帰ります。
「おばあちゃんは、いつからおばあちゃんになったの?」と、
あこちゃんに聞かれたおばあちゃん。
「だんだんと年をとっていくこと、それはしっかりと生きたしょうこなの」
そして、おばあちゃんは、初めての孫、おにいちゃんが生まれた日を思い返します……。
ロングセラー絵本『おかあさんがおかあさんになった日』『おとうさんがおとうさんになった日』の姉妹本である本作。
「こどもはみんなの宝、こどもはみんなの希望」と、家族を見守るおばあちゃんならではの言葉に、心あたたまります。
温かな家族の絆を描いた1冊。ぜひ、シリーズ3冊あわせてお楽しみください。
32ページ、3歳から
(長野ヒデ子 さく)
『おかあさんがおかあさんになった日』
http://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494008599
『おとうさんがおとうさんになった日』
http://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494008971
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おばあちゃんがおばあちゃんになった日
長野ヒデ子 さく
赤ちゃんがうまれたので、おかあさんは大いそがし。お姉ちゃんになったあこちゃんのおむかえには、おばあちゃんがきてくれます。あこちゃんのおばあちゃんは、のんびりやで、みちくさ名人。
おばあちゃんは、いつから「おばあちゃん」になったの?
ご近所には、いろんな「おばあちゃん」がいるね。
あこちゃんとおばあちゃんの心の交流、そして新しい赤ちゃんをむかえた家庭のあたたかさを描いた、楽しいおばあちゃん応援絵本です。
姉妹作に『おかあさんがおかあさんになった日』、『おとうさんが『おとうさんになった日』もございます。- 3歳~
- 2015年2月20日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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おとうさんがおとうさんになった日
長野ヒデ子 さく
おうちで、3人目の子どもを出産することを決めたおとうさんとおかあさん。
「おとうさんは、いつ おとうさんになったの?」そう聞かれて、おとうさんは、はじめておにいちゃんがうまれた日、そして妹のあこちゃんがうまれた日のことを語りはじめます。「かわいいおんなのこが うまれたよ」と電話で聞いて、いつもの景色がまるで違うように輝いてみえたこと……。
家族みんなで、二人がうまれた日の思い出を語っているその時、ついにおかあさんの陣痛がはじまりました。
助産師さんとおばあちゃんを呼んで、家族みんなであかちゃんを迎えます。
おとうさんがおとうさんになっていく喜びを描いた本作。子どもたちは、自分がどんなふうにうまれてきたのか、話してもらうのが大好きです。
お子さんがうまれたエピソードや家族の歴史を、どうぞ絵本とともに語りあってお楽しみください。
姉妹作に『おかあさんがおかあさんになった日』、『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』もございます。- 3歳~
- 2002年5月10日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み
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おかあさんがおかあさんになった日
長野ヒデ子 さく
「あなたがうまれた日のこと……」
期待と不安でむかえる、はじめての出産。
あかちゃんがうまれ、はじめてお母さんになるまでの1日を描いたロングセラー絵本。
「あなたのおかげで、わたしはおかあさんになれたのよ」
あたたかく語りかけるような文と、優しい絵で、うまれてきたあかちゃんへの思いと、おかあさんになれた喜びがあたたかく伝わってきます。
小さなお子さんにもわかりやすい、語りかけるような文章です。
「わたしは、ぼくは、どうやってうまれたの?」
絵本をきっかけに、お子さんがうまれたあの日の喜びを、どうぞご家族で語り合ってください。
姉妹作に『おとうさんがおとうさんになった日』、『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』もございます。- 3歳~
- 1993年7月15日初版
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 立ち読み