2019.11.27

<連載 2/2>それぞれの、『うまれてきてくれてありがとう』

大切なわが子へ伝えたいメッセージがこめられた絵本、『うまれてきてくれてありがとう』。刊行から8年となる今年、累計30万部を突破しました。

刊行以来ずっと届くのが、読者の皆様からのご感想やエピソードです。
思いのこもったメッセ―ジを読んでいると、本作にはかけがえのない命の誕生の喜びが描かれていることを改めて感じます。

これまでに届いたエピソードの一部をご紹介します。


☆娘がお腹に中にいる頃、書店でこの絵本に出会い、涙がこぼれ、とてもあたたかい気持ちになりました。陣痛が始まって入院する時には、この絵本をお守りに持っていきました。
今では2歳になったわんぱく娘。「よんでー」とこの絵本をよく持ってきます。
あの時のあたたかい気持ちを思い出し、そして「うまれてきてくれてありがとう」と今でもぎゅーっと抱きしめています。
(33歳 女性)


☆痛みに耐えて必死に頑張るママ。ママの頑張りに必死に頑張る赤ちゃん。そんな2人を応援するパパ(私)は赤ちゃんの誕生と同時に気絶してしまい倒れてしまいました。笑
そんな初めての出産でした。この本はママのお世話になっている会社の先輩ママから頂きました。ママの入院中に1人で読んだパパ(私)は感動のあまり泣いてしまいました。明日赤ちゃんを「うまれてきてくれてありがとう」って抱きしめてあげます。
改めてパパを全力で頑張ろうと力を頂きました。ありがとうございます。
(25歳 男性)


☆出産前にプレゼントで頂きました。出産が不安だった私ですが、この本を読んでから赤ちゃんが待ってくれてる!と思うようになりました。
私の出産は36時間と長丁場となりました。途中で本当にくじけそうになりましたが、そのたびにこの本を想い返して「赤ちゃんが待ってる!」と言い聞かせて頑張ることができました。
今は3か月になる息子の子育てに頑張っています。大変な毎日ですが、この本を読み返すと幸せを感じられます。これからもこの本と頑張ります!
(28歳 女性)


☆初めての子どものハーフバースデー(6か月)の日に購入しました。その日は、近所の写真館で家族で記念写真を撮り、パパに息子を預け、私は息抜き(めったにできないので……)でフラッと本屋さんへ行きました。
すると、この本が目にとまり、「今度出産する友達へのプレゼントになるかな?」と軽い気持ちで手に取り、立ち読みをすると、じ〜ん……。泣きそうになってしまいました。息子へのハーフバースデーのプレゼントに、その場で買って帰りました。自宅でパパが読みきかせてくれました。泣いているパパを見て、私も泣きました。今日はとても良い日になりました。今は分からなくても、ずっと読んできかせてあげたいです。
(女性)


本作を読んでのご感想やご妊娠・ご出産にまつわるエピソードを、Twitter、Instagramより「#絵本うまれてきてくれてありがとう」をつけてぜひご投稿ください。
童心社HPなどでご紹介させていただきます。

「うまれてきてくれてありがとう」の輪が大きく広がっていきますように。


「わたしの『うまれてきてくれてありがとう』」キャンペーン
https://www.doshinsha.co.jp/special/umaretekitekuretearigatou/


(にしもとよう・ぶん 黒井健・え)

うまれてきてくれてありがとう

単行本絵本

うまれてきてくれてありがとう

にしもとよう ぶん/黒井健

「ぼくは、ママをさがしているの。かみさまが、『うまれていいよ』っていってくれたから・・」クマくんやぶたくん、ほかの動物たちはみんなママと一緒です。ぼくのママは、どこにいるの?「あなたは、世界でたった一人のかけがえのない存在。うまれてきてくれて、ありがとう。」

絵本を通じて、親から子へメッセージを伝えることで、子どもの自己肯定感を育み、かけがえのない命の誕生を親子で喜びあう絵本。

  • 0・1歳~
  • 2011年4月15日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み