2019.10.31

<新刊・定期刊行紙しばい>『おれがいちばん かけあしおおかみ』

森の動物たちを食べまくるオオカミがいました。
その速さは、森いちばん。
「ど、ど、ど、ど、ど ぶわーっ」と
駆け抜け、森の動物たちを次々に飲み込んでいきます。

「このまんまじゃ……、あたしらは……」
オオカミを恐れ、しょんぼりする動物たち。

そこへ、子ダヌキがやってきました。
「かてる、かもしれないよ。」
ばあさまウサギや、じいさまタヌキなど、
森の長老たちは、はなから相手にしません。

「それなら ぼく、ひとりで やってみる。」

子ダヌキは、やぶの陰から
「オニがいっていたぞ。
『オオカミの はやあしなど、おさんぽみたいなもんだ』って。」
とオオカミにささやきました。

それを聞いたオオカミは、オニのいる大きなクスノキのもとへ、
怒り心頭で一気に駆けつけて……。


脚本は、詩人の内田麟太郎さん、絵は早川純子さん。早川さんは、
大きなクスノキを見るために岡山県へ出向き、スケッチされたそうです。
オオカミの駆け回るクスノキはとても存在感がありますね。

知恵をしぼってオオカミを追い出した子ダヌキですが、そのユーモラスな発想に、
「え〜! そんな〜」と子どもたちの笑みと驚きの声が上がるのでは。12場面、4・5歳から。

(脚本・内田麟太郎 絵・早川純子)

おれがいちばん かけあしオオカミ

2019年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき

おれがいちばん かけあしオオカミ

内田麟太郎 脚本/早川純子

ど、ど、ど、ど、ど。森一番あしのはやいオオカミが、かけぬけます。そしてなんでも食べてしまうので、森の動物たちはこまっています。「オオカミにかてるかもしれないよ」と声をかけたのは、子ダヌキでした。

  • 4・5歳~
  • 2019年11月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み