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2019.01.08
児童文学作家の宮川ひろさんがご逝去されました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

児童文学作家の宮川ひろさんが、昨年12月29日ご逝去されました。95歳でした。生前のご功績に敬意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。弊社では、『びゅんびゅんごまがまわったら』や読み物「かんぱい!」シリーズ、「天使のシリーズ」など、たくさんの作品を書かれました。
2014年に宮川さんが「かんぱい!」シリーズについて寄せてくださったコメントをこちらにご紹介します。
「かんぱい」というのは、喜びのグラスをあげることですよね。
でも、毎日のくらしにはいいことばかりはありません。
失敗もします。
けんかをしてしまったり、ずる休みがしたくなる日だってあるでしょう。
そんな落ちこんだとき、わたしは「失敗にかんぱいよ」と心のうちに叫んで、自分をはげましてきました。
つまずいて大きくなろうよと、そんな思いが伝えたくて「かんぱいシリーズ」を書いてきました。頁を開いてもらえたら嬉しいです。
(2014年 十社100タイトルレビュー大賞より)
子どもたちの繊細な心に寄り添い、受けとめ、そっと背中を押す――。
宮川さんのあたたかなまなざしで描かれたたくさんの物語は、これからも子どもたちに「だいじょうぶだよ」と語りかけてくれることと思います。
2014年に宮川さんが「かんぱい!」シリーズについて寄せてくださったコメントをこちらにご紹介します。
「かんぱい」というのは、喜びのグラスをあげることですよね。
でも、毎日のくらしにはいいことばかりはありません。
失敗もします。
けんかをしてしまったり、ずる休みがしたくなる日だってあるでしょう。
そんな落ちこんだとき、わたしは「失敗にかんぱいよ」と心のうちに叫んで、自分をはげましてきました。
つまずいて大きくなろうよと、そんな思いが伝えたくて「かんぱいシリーズ」を書いてきました。頁を開いてもらえたら嬉しいです。
(2014年 十社100タイトルレビュー大賞より)
子どもたちの繊細な心に寄り添い、受けとめ、そっと背中を押す――。
宮川さんのあたたかなまなざしで描かれたたくさんの物語は、これからも子どもたちに「だいじょうぶだよ」と語りかけてくれることと思います。