2018.09.03

〈東京・千代田区〉田島征彦展 絵本原画と型絵染

東京千代田区の檜画廊にて、絵本作家・田島征彦さんの原画展が本日からはじまりました。型絵染と絵本による表現で活躍を続ける田島征彦さんの展覧会です。新作絵本『そうべえときじむなー』の原画も含め、活き活きとした作品の数々をお楽しみください。

●会 期:2018年9月3日(月)〜9月15日(土)
     AM11:00〜PM6:30(最終日はPM4:30まで)8日(土)PM5:00まで/9日(日)休廊
●場 所:檜画廊 Gallery HINOKI 東京都千代田区神田神保町1-17(すずらん通り)TEL.03-3291-9364
そうべえときじむなー

童心社の絵本

そうべえときじむなー

たじまゆきひこ

寒いのでたき火をしているそうべえたち。気球を作って暖かい南の国へ行こうとしたが燃やすものがなくなって危機一髪!助けてくれたのはきじむなー。渡してくれたのは隠れ蓑。これ幸いと、お百姓さんの弁当を盗み食いする4人。怒ったきじむなーは隠れ蓑を燃やしてしまうが、そうべえたちはその灰を体中にぬって婚礼の宴会へしのびこみ……。琉球の人たちの優しさにふれたそうべえたち。「わてら なにわのきじむなー」

作中に登場する「ウチナーグチ」(沖縄の方言)の解説はこちら

  • 3歳~
  • 2018年5月31日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み
じごくのそうべえ

童心社の絵本

じごくのそうべえ

たじまゆきひこ

「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。」綱わたりの最中に、綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。気がつくと、そこ は地獄。火の車にのせられ、山伏のふっかい、歯ぬき師のしかい、医者のちくあんと三途の川をわたってえんま大王の元へ。4人はふんにょう地獄や、針の山、熱 湯の釜になげこまれ、人を食べる人呑鬼にのみこまれます。そうべえたちははたして生き返ることができるのか、あとは読んでのお楽しみ。

  • 3歳~
  • 1978年5月1日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み