読者の声

似たものだけど・・・（図書館関係者さん）

"イカさんとたこさんが似たもの同士なんだけれど違う個性もある。
楽しんでいた時に水を差すような痛さ。こういうのはとても落ち込む。
ああ、どうしようかなっていうときに、痛いなーっていうのが、
いたいのいたいのとんでいけーで、物凄い明るくあっけらかんに抜けていく、
そんなやさしくて明るい絵を眺めていくと、ほんとに飛んでいくような絵を見せられている。
痛いという困ったことが、あわよくば楽しい思い出に替わるような明るい絵に力をもらえる紙芝居です。

水あそびを楽しむ季節にぴったり（図書館関係者）

たこさんといかさんが海に飛びこむシーンが楽しく、水あそびを楽しむ季節にぴったりです。
そして、ごっつこんでお互いの手を伸ばしなでる仕草が可愛いくて、一緒に「いたい、いたいはとんでけー」と声を出している子どもたちの姿が思い浮かびます。

とてもシンプルな紙芝居なのに何回も繰り返し読み、声を出して笑ってしまった。（図書館関係者）

ダンスをしている楽しそうなタコさんとイカさん。
海に飛び込む時の真剣な表情のタコさんとイカさん。
たんこぶができた時の泣き顔のタコさんとイカさん。
たんこぶが飛んで行った時のなんとも言えない表情のタコさんとイカさん。
そして、飛んでいくたんこぶのちょっと困ったような顔。
元気になった時の嬉しそうなタコさんとイカさん。
とてもシンプルな紙芝居なのに何回も繰り返し読み、声を出して笑ってしまった。
”ちちんぷいぷい　いたいの　いたいの　とんでいけ～”
読み聞かせ会で、子供たちと大合唱したいなぁ。

とよたかずひこさんの絵は本当にいつもやさしくて、気持ちがほっとします。

8場面の紙芝居。とよたかずひこさんの絵は本当にいつもやさしくて、気持ちがほっとします。
どのおうちでも、このおまじないは言うのではないでしょうか。だからこそ、子どもたちも自分の身に引きつけて、痛かった時のことを思い出し、また痛い目にあったお友だちの気持ちも理解でき、心から「ちちんぷいぷい　いたいのいたいのとんでいけ〜」と言うことができるのでしょう。
うちでも、子どもたちに、痛さを手放すまでこのことばを唱えました。そんな懐かしいおまじないです。