アジアのむかしばなし

アリとバッタとカワセミ

イ・スジン 脚本・絵

昔、まだアリがずんどうで、まだバッタに髪の毛がはえていて、まだカワセミのくちばしが短かったころのお話。ある日、三人はおなかがすきました。するとアリが急に走っていって…。

  • 文部科学省選定/第49回五山賞 特別賞(2010年)
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 初版:2010年11月1日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:12場面
  • 4・5歳~
  • ISBN:978-4-494-09099-0
  • NDC:929

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韓国の作家が描く、韓国の昔話。ユーモラスで楽しいお話です。

第49回五山賞・特別賞の受賞理由

韓国の昔話の紙芝居。「アリの腰が細くて、バッタの頭に髪の毛がない、カワセミのくちばしが長い理由はなぜか」という由来話。
独特の絵画表現は構成も巧みで、おもしろく仕上げた脚本と共に初めて手がけた作品としては紙芝居の特徴を押さえており、その構成力も評価された。
さらに、紙芝居が海外に広がりを見せている今、韓国への普及も期待し、その中心的担い手になってほしいとの願いをこめた『特別賞』の受賞である。

内容説明

昔、まだアリがずんどうで、まだバッタに髪の毛がはえていて、まだカワセミのくちばしが短かったころのお話。ある日、三人はおなかがすきました。するとアリが急に走っていって…。