つきよとめがね
月の美しい晩のこと。おばあさんが街に住む孫娘のためにぬいものをしていると、不思議なめがね売りがやってきました。めがね売りのすすめるめがねをかけると、ぬいものはすらすらと進み、景色はいっそう美しく見えます。今度は指をけがした女の子が訪ねてきたので、薬をぬってやろうとめがねをかけると、女の子には蝶のはねがありました。薬をつけてあげると、女の子はお礼を言って、月が照らす庭の花の中へと消えていきました。
- 第2回五山賞 脚色賞・画家賞(1963年)
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 初版:1962年8月5日
- 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
- 頁数:12場面
- 3歳~
- ISBN:978-4-494-08068-7
- NDC:913
内容説明
月の美しい晩のこと。おばあさんが街に住む孫娘のためにぬいものをしていると、不思議なめがね売りがやってきました。めがね売りのすすめるめがねをかけると、ぬいものはすらすらと進み、景色はいっそう美しく見えます。今度は指をけがした女の子が訪ねてきたので、薬をぬってやろうとめがねをかけると、女の子には蝶のはねがありました。薬をつけてあげると、女の子はお礼を言って、月が照らす庭の花の中へと消えていきました。