大きく広がる大型紙しばい 第5集

大型紙しばい 竜のおさんばさん

大型紙しばい 竜のおさんばさん

重版未定

田村 つねこ 脚本/降矢 洋子

海辺のどうくつにすみついた竜の子どもが産まれる!村長の娘おきぬと村の女子たちは、けんめいに竜のお産を手伝う。生まれた赤子が息をしていなかったので、おきぬは赤子をかかえて海へ入り、けんめいに介抱して命を呼びもどし、ついに浜に元気な産声が響いた。竜と子どもは村人に感謝をして、お社を建てれば村の繁栄と豊漁を約束すると言って帰っていく。それから毎春、竜がお産をしに村へ来るようになり、みんなしあわせにくらしたとさ。

  • 定価10,450円 (本体9,500円+税10%)
  • 初版:2011年12月1日
  • 判型:B判/サイズ:43×61.9cm
  • 頁数:16場面
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-07992-6
  • NDC:913

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北日本新聞社主催の第8回北日本児童文学賞・最優秀賞を受賞した作品『竜のお産婆さん』を紙芝居化しました。

読者の声

読者さま

おとなのためのおはなし会で演じました(女性)

「竜のおさんばさん」はプログラムの最後に演じたのですが、大型の紙芝居の幕を開けた途端に「おお…」と、お客さまから声があがりました。大きさと絵の迫力に驚いたようです。お客さまの大半は中年女性で2割くらいが中年男性でした。

内容が予想外の展開をみせるので、お客さまはずっと集中して飽きることがなかったです。竜の陣痛の場面では、顔に力が入って前のめりになって画面に見入っていた女性が何人もいました。演じている私もりきんでいたのだけど。そして、息をしていなかったややこ竜のうぶ声があがった時のおきぬの感動は、そのまま、お客さまの感動へとつながりました。一緒に涙を流してくれたお客さまもいて会場にじ~んとした空気が流れました。

ラストの場面の、「春になるとたくさんの竜がおさんにやってきた」と語るとお客さまが笑いました。あたたかでよい終わりかたでした。私は特に「北のふるさとへかえる」という部分に、東日本大震災でふるさとを失った方達の思いやつらさを心に描きながら、復興の願いをこめて表現しました。私は仙台出身ですので。

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