桂文我落語紙芝居

七どぎつね

桂文我 脚本/渡辺有一

旅に出かけたきろくさんとせいはちさん。偶然投げた石が狐に当たったのを知りません。仇をとろうと、狐が次々に二人を化かして…。

  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 初版:2004年3月1日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:16場面
  • 4・5歳~
  • ISBN:978-4-494-07708-3
  • NDC:913

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内容説明

旅に出かけたきろくさんとせいはちさん。偶然投げた石が狐に当たったのを知りません。仇をとろうと、狐が次々に二人を化かして…。

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 地元、三重県にある伊勢神宮は、全国的に知られているように今年は二十年に一度の式年遷宮の年です。そんな今年こそ演じたい『七どぎつね』。 
落語家・桂文我師匠がはじめて脚本を手がけられた作品で、きろくとせいはちのふたり組が、春の暖かい日に大阪から伊勢神宮へお参りに行く道中の様子を描いた落語紙芝居です。
 きろくが何気なく投げた石が、草むらで気持ちよく寝ていたきつねの頭にあたったことが事の始まり。そのきつねは、人を七回ばかすという「七どぎつね」。石をぶつけられた怒りから、あの手この手を使って、きろくとせいはちをばかしていきます。落語にはお決まりのちょっと間の抜けたふたり組が、きつねにばかされているとも知らず、一生懸命目の前の難関(?)に立ち向かう姿が、気の毒だけれどもおもしろい!<br> 紙芝居を演じる時には、大袈裟にならないように、作品世界をこわさないようにと気をつけていますが、この紙芝居は、上方落語・関西弁。やっぱり笑ってもらいたい、楽しんでもらいたいと思うので、ちょっと工夫して演じます。中途半端な関西弁にならないように、また主人公のふたりの言葉のかけ合いが重要なので、ふたりの区別がつくように、そしてテンポよく! ご高齢の方が「おもしろかった!」と言ってくれたのが嬉しかったです。
前川有紀子(まえかわ ゆきこ/紙芝居ピッポの会会員)