松谷みよ子民話珠玉選

したきりすずめ

松谷みよ子 脚本/堀内誠一

昔、じいさまとばあさまがいた。ある日じいさまが山から雀を持ち帰りますが、じいさまがあまり雀ばかりかわいがるので、ばあさまはすずめが憎らしく、えさもやらなくなってしまった。ある日、腹をへらした雀が、米でできたのりを食べたことを知ったばあさまは、怒って雀の舌を切り、家から追い出してしまった。雀に謝ろうと、雀をさがすじいさまは、馬洗いや牛洗いからの難題を乗り越え、雀の家までたどり着き、土産に宝をもらって帰ってきた。これを知った欲深いばあさまは、自分も宝をもらおうと雀の家を訪ねますが……。

  • 定価2,860円 (本体2,600円+税10%)
  • 初版:1973年3月1日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:16場面
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-07406-8
  • NDC:913

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正直者のじいさまとばあさまとの対比が、リズミカルな語りと魅力あふれる絵で展開されるロングセラー紙芝居。

内容説明

昔、じいさまとばあさまがいた。ある日じいさまが山から雀を持ち帰りますが、じいさまがあまり雀ばかりかわいがるので、ばあさまはすずめが憎らしく、えさもやらなくなってしまった。ある日、腹をへらした雀が、米でできたのりを食べたことを知ったばあさまは、怒って雀の舌を切り、家から追い出してしまった。雀に謝ろうと、雀をさがすじいさまは、馬洗いや牛洗いからの難題を乗り越え、雀の家までたどり着き、土産に宝をもらって帰ってきた。これを知った欲深いばあさまは、自分も宝をもらおうと雀の家を訪ねますが……。

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