松谷みよ子 モモちゃんのおはなし (全3巻) 

松谷 みよ子 原作/土田 義晴

松谷みよ子の代表作であり、いきいきとした等身大の子どもの姿が高く評価されている「ちいさいモモちゃん」シリーズの紙芝居。過去に刊行した中からすぐれた作品を見直し、土田義晴が絵をあらたに描きおろしました。

  • 揃定価6,270円 (本体5,700円+税)
  • 初版:2016年12月1日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:各12場面
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-07285-9
  • NDC:913

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『モモちゃん「あかちゃんのうち」へ』、『モモちゃんちにきたぞうさん』、『あかちゃんとおるすばん』の全3巻。

書評

子どもの心が動いている!(母のひろば633号) 2017年2月27日
 松谷みよ子さんの「モモちゃんのおはなし」全3巻の紙芝居を下読みした時に、ストーリーから何かとても温かいものを感じました。さっそく『モモちゃんちにきたぞうさん』を選び、40人ほどの子どもたちの前で演じてみると……予想通り、子どもたちは釘づけになり、言葉一つひとつに対して一言も聞きのがすまいという真剣なまなざし。 ぞうさんがモモちゃんのところに遊びにくるという少し突飛な設定も、イメージ豊かな子どもにとっては何ら問題なく、逆に、ちょっといじわるでさびしがりやのぞうさんの気持ちに、ぴったり寄り添う表情が印象的でした。
 別の日、今度は夕方の異年齢保育の中で4 ~ 5人を相手に『モモちゃん「あかちゃんのうち」へ』を読んでみました。この日は子どもたちの近距離で演じたため、彼らのまなざしの奥にある優しさ、怒り、喜び……そんな心の動きが、手に取るように伝わってきました。
『あかちゃんとおるすばん』は、牛乳びんや、スプーン、たまごといった、子どもになじみ深い物たちに命を与え、ひとりでお留守番をする不安感と責任感との葛藤、自立心といった、子どもの“よりよく育とうとする心”を応援する作品です。
 どの作品も、私にとっては「子どもの素晴らしさを、わかってよ、伝えてよ」という、松谷さんからの熱いメッセージ。大切にしたい作品です。
島本一男/諏訪保育園園長
モモちゃん「あかちゃんのうち」へ

松谷みよ子 モモちゃんのおはなし

モモちゃん「あかちゃんのうち」へ

松谷 みよ子 原作/相星 真由美 脚本/土田 義晴

モモちゃんは、もうひとつになったので、ママがおしごとをしているときには「あかちゃんのうち」にいくことになりました。プーはおうちでおるすばんです。「つまんないなあ。モモちゃんと あそびたいなあ。」プーがおうちでさびしがっていると、ルルルルル…と、でんわがなりました。「あかちゃんのうち」からです。いったい、どうしたんでしょう?

  • 3歳~
  • 2016年12月1日初版
  • 定価2,090円 (税込)
モモちゃんちにきたぞうさん

松谷みよ子 モモちゃんのおはなし

モモちゃんちにきたぞうさん

松谷 みよ子 脚本/土田 義晴

ぞうさんが、モモちゃんのおにんぎょうをもっていっちゃった!「ぼくのなまえをあてたら、おにんぎょうかえしてあげる」ですって。さあ、たいへん。プーが、なまえをさがしにいくと、うたごえがきこえてきました。♪ねんねんよ おころりよ…♪ぞうさんが、おにんぎょうにうたっています。「あのね、ぼくのなまえはね…」。

  • 3歳~
  • 2016年12月1日初版
  • 定価2,090円 (税込)
あかちゃんとおるすばん

松谷みよ子 モモちゃんのおはなし

あかちゃんとおるすばん

松谷 みよ子 原作/水谷 章三 脚本/土田 義晴

ママがおでかけするので、モモちゃんは、あかちゃんとふたりでおるすばんすることになりました。あかちゃんは、うまれてまだ1つきなんです。しばらく、すやすやねむっていたあかちゃんが、きゅうになきだしたから…たいへん!じのかけるモモちゃんは、いそいでママにおてがみをかくことにしました。でも、いったいだれがとどけてくれるんでしょう?

  • 3歳~
  • 2016年12月1日初版
  • 定価2,090円 (税込)