障がいを理解する紙しばい いっしょにあるこうね (全2巻) 

障がいを理解する紙しばい いっしょにあるこうね

まつい のりこ 脚本・絵

心と心がつながる喜びを実感できる紙芝居。
疑似体験することで目の不自由な人と助け合っていこうと思う気持ちを育てる紙芝居と、手話を取り入れた楽しい参加型紙芝居。ハンデのある人たちと共に支えあって歩いていく。そんな思いからこのシリーズは作られました。

  • 揃定価4,180円 (本体3,800円+税10%)
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:8~12場面
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-07188-3
  • NDC:378

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推薦のことば

人と人の違いを知ることの大切さ 2012年5月28日
障がいを知るきっかけになる紙芝居

 この紙しばいは、障がいをあまり意識せず、聞こえにくい・見えにくい人について自然に伝えてくれる作品だと思います。元になった、まついのりこさんの作品は、とてもシンプルで、その分演じ手次第でコミュニケーションの幅が広がる、紙しばいらしい作品です。小さい頃から、人と人の違いを自然なものとして受け入れることができたら、こんなに素晴らしいことはありません。
 点字や手話は、障がいのある人たちだけのものではありません。障がいのある人とコミュニケーションをとりたい人みんなのものです。この社会は、障がいのある人、ない人、いろいろな違いをもった人がいて補いあいながら成り立っています。もっと言えば、障がいの有無にかかわらず、性別、性格など、人は皆大なり小なり違いの中で暮らしています。その違いを受け入れたとき、感性や想像力が磨かれ、新しい世界が広がっていくのです。
 ですから、この紙しばいは、身近な図書館・保育園など、いろいろなところで演じてほしいのです。通常の幼稚園に聞こえない子など、障がいのある子どもが入園することもよくありますし、家族に障がいのある人がいる可能性もあります。そういった方々がこの紙しばいを見たらとても喜ぶと思います。この紙しばいをきっかけに、手話などに興味を持ってくれたらいいと思います。さらに、障がいがある、ないの区別なく共に歩んでいくことのできる社会が、築かれることを願っています。

手話を使った読みきかせの取りくみ

 最近は、聞こえない人が聞こえない人たちに向けて、絵本や紙しばいを読み語るということが非常に増えています。音声の日本語ではない、手話という言語で語ると、聞こえない子どもたちの心に物語がスッと入っていくのです。私の勤めるろう学校でも、手話を使った絵本、紙しばいの読みきかせを授業にとりいれています。聞こえない生徒が、聞こえない子どもたちに向かって演じるのです。どう演じれば子どもたちとコミュニケーションがとれるのか、考えてもらうのがねらいです。
 また、保育園や図書館では、聞こえる人と聞こえない人が共同で、聞こえる子、聞こえない子両方に読みきかせをするという取りくみもあります。今回の紙しばい『みんなでぽん!─手話ってすてきなことば』のように、聞こえる人も聞こえない人もみんながいっしょになって、コミュニケーションをとれる場が広がっていくといいですね。
橋本 一郎(はしもと いちろう/東京都立中央ろう学校教諭・厚生労働大臣認定手話通訳士)
UFOがやってきたー目の不自由な人といっしょに

障がいを理解する紙しばい いっしょにあるこうね

UFOがやってきたー目の不自由な人といっしょに

まつい のりこ 脚本・絵

空の彼方からUFOがやってきた。降りてきたのは、宇宙人。「みんなでUFOにのって、大事なものを取りに行こう」だって。宇宙のふしぎな扉を開けることができるのは、目の不自由な人と一緒に助け合っていこうと思う人。

  • 小学1・2年~
  • 2012年3月15日初版
  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 立ち読み
みんなでぽん!ー手話ってすてきなことば

障がいを理解する紙しばい いっしょにあるこうね

みんなでぽん!ー手話ってすてきなことば

まつい のりこ 脚本・絵

みんなでぽん!と手をたたくと、こびとやロボットが出てきた。ともだちになりたいね。すてきなことば・手話で話しかけてみよう。

  • 小学1・2年~
  • 2012年3月15日初版
  • 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
  • 立ち読み