読者の声

日本児童文学の最高峰なのではないかと感じました。（15歳・女性）

ご感想: 小学三年生のときに母が図書館で見つけ、夢中になって読みました。それからもよく図書館で借りて読み、昨年、インターネットで中古の文庫版を全巻購入しました。初めて読んだ時からずっと、1番好きな本です。20年前に児童文学として書かれた本ではあるものの、登場人物ひとりひとりの心理描写が、先生の美しい言葉遣いによって繊細に表現されており、感動が絶えません。また、リンの谷のローワンなどの挿絵を描く、佐竹美保先生のイラストが、私を夢と魔法が詰まった砂漠の世界へといざないます。この本は正に日本児童文学の最高峰なのではないかと感じました。