単行本絵本

やさい ぐぐぐん

金内織恵

植物画家が、やさいが力強く実るようすをみずみずしく描いたあかちゃん絵本。リアルに描かれたやさいは、どれもなじみぶかいものばかりで、思わず手を伸ばしてさわりたくなる絵本です。オノマトペや心地よいリズムとくり返しの言葉は、あかちゃんにエネルギーあふれるやさいの美しさを届けます。やさいをじっくり見て、とって、切って、食べるまねっこも楽しめる、やさいの世界に入り込むような感覚を味わえる絵本です。

登場するやさい:ぶろっこりー/とまと/とうもろこし/にんじん/だいこん

  • 定価1,210円 (本体1,100円+税10%)
  • 初版:2026年4月6日
  • 判型:B5変型判/サイズ:21×18.7cm
  • 頁数:20頁
  • 0・1歳~
  • ISBN:978-4-494-02261-8
  • NDC:913

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内容説明

植物画家が、やさいが力強く実るようすをみずみずしく描いたあかちゃん絵本。リアルに描かれたやさいは、どれもなじみぶかいものばかりで、思わず手を伸ばしてさわりたくなる絵本です。オノマトペや心地よいリズムとくり返しの言葉は、あかちゃんにエネルギーあふれるやさいの美しさを届けます。やさいをじっくり見て、とって、切って、食べるまねっこも楽しめる、やさいの世界に入り込むような感覚を味わえる絵本です。

登場するやさい:ぶろっこりー/とまと/とうもろこし/にんじん/だいこん

書評

食への興味をはぐくむ大切な一歩に 童心社のひろば744号 2026年5月15日発行
 幼いころ、母に頼まれてキャベツを買いに行こうとした私は、「キャベツとレタスってどう見分けるの?」とたずねてあきれられたことがある。そんな記憶も遠いものになったある日、今度は自分の娘が、同じ疑問を口にした。調理された姿でしか食材を知らなければ、無理もないのかもしれない――そう思ったとき、私たちが日々食べているものが、どんな形で育ち、どのように実っているのかに目を向けることは、食への興味をはぐくむ大切な一歩だと、あらためて感じた。
 幼稚園や学校での芋掘りや野菜栽培といった体験も、そうした「食育」の一環だろう。『やさいぐぐぐん』は、より小さな子どもたちにとって、その入り口をやさしく開いてくれる一冊だ。
 ブロッコリーやトマト、とうもろこしなどのみずみずしい野菜たちが、まるで写真のような精緻さで描かれながら、手描きならではのぬくもりもある。「がさがさ」「ずんずん」「ぷるぷる」といったリズミカルな言葉にのせて、収穫前の野菜が「ぐぐぐん」と育つ姿がいきいきと伝わってくる。
 この本で出会った野菜たちを、実際の畑で見つけたとき、子どもたちはきっと目を輝かせるに違いない。そんな発見のよろこびと食への関心をやさしく広げてくれる作品である。
海保千年/TSUTAYA レイクタウン 児童書担当

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