おかえり コウノトリ ―水辺を再生しコウノトリを迎える
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兵庫県豊岡市立ハチゴロウの戸島湿地。「生態系の見本市」と呼ばれるこの地での、野生復帰後のコウノトリとの共生をめざす取り組みを紹介し、生物多様性について考える。
- 「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~(国連生物多様性の10年日本委員会推薦)
- 定価3,190円 (本体2,900円+税10%)
- 初版:2009年12月20日
- 判型:A4判/サイズ:30.3×21.6cm
- 頁数:48頁
- 小学3・4年~
- ISBN:978-4-494-01161-2
- NDC:488
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絶滅した野生動物を飼育下で繁殖し、野生復帰させる取り組みの先駆けとして有名な兵庫県豊岡市のコウノトリ。
歴史的な放鳥から数年が経過し、コウノトリとの共生は新たな段階を迎えています。それは、増え続けるコウノトリのえさ場となる水辺の再生です。2009年に完成した人工湿地「ハチゴロウの戸島湿地」を中心にした人々の取り組みを紹介します。
内容説明
兵庫県豊岡市立ハチゴロウの戸島湿地。「生態系の見本市」と呼ばれるこの地での、野生復帰後のコウノトリとの共生をめざす取り組みを紹介し、生物多様性について考える。
読者の声
-
(36歳・男性)
-
大人が読んでもおもしろい本だと思った。
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推薦のことば
- 人々に勇気を与える偉業 2010年2月10日
- コウノトリは、翼を広げると2mにもおよぶ大きな鳥です。縁の黒い白い翼を広げて悠々と空を舞う姿、長い両脚を上手に交わしての軽やかな歩み、赤く縁取られたきりりとした目もと。その優雅な姿は、古来、人々を魅了してきたに違いありません。
本書は、一旦は絶滅してしまったコウノトリを再び野生に戻すという偉業をみごと成し遂げた兵庫県豊岡市からの「吉報」です。生物多様性危機の時代の今日、この成功譚ほど自然に想いを寄せる人々に勇気を与える朗報はありません。コウノトリを育て繁殖させる努力もさることながら、野生化したコウノトリを受け入れるための地域の自然環境と社会環境の整備には多くの人々の多大な努力が払われました。コウノトリが餌を採ることのできる湿地を再生しネットワーク化することは、湿地を好む多くの動植物が暮らし場を取り戻すことにつながります。それは、かつて「秋津洲豊葦原瑞穂の国」(あきつしまとよあしはらみずほのくに)として瑞々しい自然を誇っていた日本での、自然再生のお手本ともいえる実践なのです。
著者の佐竹節夫さんは、豊岡市で20年近くコウノトリの保護増殖と野生復帰にかかわるお仕事をされ、今はNGOの立場で湿地づくりの先頭に立っていらっしゃいます。いきいきとした写真と実体験に裏付けられた確かな「語り口」で、いま豊岡の地で進む世界的にも希なすばらしい取り組みをわかりやすく紹介してくれます。 - 鷲谷いづみ (わしたにいづみ/東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
- 子どもと読書 2010年3・4月号 特集 2009年子どもの本 この一年(自然科学)
書評
- 京都科学読み物研究会会報350号 2013年12月・2014年1月号
- わかりやすく、取りつきやすいこの本は、子どもたちに最初にすすめたい本です。
- 朝日新聞兵庫県版 2010年1月22日
- コウノトリ野生復帰取り組み 本に
- 神戸新聞 2010年1月6日
- 児童向けコウノトリ入門書 豊岡の取り組み紹介
- 野鳥 2010年4月号
- 日本野鳥の会
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