さくら子のたんじょう日
内容説明
さくら子の名前は、山の桜の木からもらったと母さんはいいました。11歳の誕生日ちかいある日、叔母さんのお墓参りにいくと…。
読者の声
-
子への愛 親への愛(49歳)
-
子への愛、親への愛。とっても伝わってきました。
木に例えたこともすばらしく、本一冊まるごと心の中に入っていくような感動をうけました。
-
娘にいつか読ませたい(41歳)
-
購入したのは2月の寒い穂、絵がとても春めいて優し気で心ひかれ、「2歳になる娘にいつか読ませたい」と手にとりました。
お母さんも、お父さんも、運転手の山口さんも、坂元のおじさんも、出てくる大人たちは、みんな静かでおだやかで、優しい人たちばかりです。
そして、大人たちの愛情を素直に受け入れ、心の葛藤をきっぱりと乗り越えたさくら子は、人の心を思いやることのできる、本当に強くて優しい女の子に成長しましたね。
子どもには少しむずかしい内容であるかもしれませんが、いつか娘にも、いろいろなことを感じとってもらえたらな、と大切にとっておきたい本です。
-
生命の尊さを感じさせてくれる
-
読み終えた後、ほっと心あたたまるお話です。生命の尊さを感じさせてくれます。絵が自然で素敵です。
-
名前にこめた思い(62歳)
-
孫(中学三年生)の名前が桜子で、思わず手にしてしまいました。
娘夫婦がその名にこめた思いを、またあらためて思い出し、懐かしさがよみがえりました。
ちなみに私の名は、父が戦地から送ってきました。その手に一度も抱くことなく……
-
読むたびに涙が出ます
-
絵も文も、心にしみ入ります。宮川先生のていねいな語り口の文章に、さくら子や、お母さんの人を思いやる気持ちが、伝わってきます。
読むたびに涙が出ます。
もっと見る
関連情報
-
2019/11/14
<新刊 連載2/2>宮川ひろさん 最後のおくりもの『「へてか へねかめ」おふろでね』
児童文学作家、宮川ひろさんの最後の作品となった絵本、『「へてか へねかめ」おふろでね』。本作の著者、児童文学作家の宮川ひろさんは、2018年12月29日に95歳で逝去されました。およそ半世紀の作家人 ...
-
2019/8/6
「よい絵本」読書活動ノートデジタル版ができました!
全国学校図書館協議会(全国SLA)が1977年以来、学校や家庭、地域で子どもたちへの読み聞かせや絵本をすすめるときの、選書の手がかりとなる優れた絵本リストとして、発表し、解説目録などを発行してきた「よ ...
もっと見る