こしょこしょ きなちゃん

10にんのきなちゃん

10にんのきなちゃん

立ち読み

こが ようこ さく

いそがしいママに、きなちゃんはぷいっと行ってしまいました。しばらくして帰ってきたのは、何と10人のきなちゃん! みんないたずらして大あばれしています。でも、ママはどの子がママのきなちゃんか、わかるんです。子どもたちと一緒に毎日をかけぬけるママとパパも応援する絵本です。

  • 定価1,320円 (本体1,200円+税)
  • 初版:2015年9月15日
  • 判型:B5変型判/サイズ:23.3×19.1cm
  • 頁数:32頁
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-00772-1
  • NDC:913

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推薦のことば

月刊クーヨン 2016年1月号 作家の掲示板

書評

産経新聞 2015年11月29日
子どもは好奇心のかたまり!(母のひろば617号) 2015年10月15日
 「こしょこしょ きなちゃん」シリーズの第2弾。好奇心いっぱいのきなちゃんは、やりたいことがたくさん! 今日も、家の塀にいたずら描きをして、おまわりさんをびっくりさせます。
 ある日、ママが忙しくしていると、きなちゃんが10人になってしまい、そのきなちゃんたちがそれぞれ「おしごと」をするものですから、ママは口をあんぐりさせます。しかし、さすがきなちゃんのママ! いくらきなちゃんがママを困らせても決して怒りません。ママは(どの子が本当のきなちゃんかしら……)と思いながらも、見守ります。
 そして、本物のきなちゃんを見つけると、他のきなちゃんは静かに帰ってしまいました。もう、私たちの役目は終わり……というように。その後、きなちゃんはママと二人っきりで甘えん坊の時間を過ごすのでした。
 「なんできなちゃん、10人になっちゃったの?」「きなちゃんって、いたずらっこだね」「きなちゃん、ママのことが大好きなんだよね。ママに甘えてるもん」と、きなちゃんのいたずらを見守る子どもたち。好奇心旺盛で、甘えん坊のきなちゃんを子どもたちは好意的に見ているようです。
 大人にとってはいたずらでも、子どもにとっては真剣なお手伝いであることが多々あります。つい大人は怒ってしまいがちですが、きなちゃんのママのように受け入れることができるかどうか、大人の寛容さが問われます。この絵本は子どもの立場にたって表情豊かに痛快に描かれ、ママの愛情あふれる作品に仕上がっています。
近藤 初江(こんどう はつえ/北区立桜田保育園園長)