単行本絵本

くろくんたちとおえかきえんそく

くろくんたちとおえかきえんそく

立ち読み

なかや みわ さく・え

今日は楽しみにしていた遠足の日。くろくんたちは遊園地にでかけます。さぁ、なにをして あそぼうかな? 大きな花だんにたくさんお花を描いたり、乗り物に色をぬったり、みんなで食べるごはんに、きれいな花火…。さいごに記念写真もとりますよ。くれよんたちと一緒に、遊園地でたくさんあそんで、すてきな思い出をつくりましょう。

  • 定価1,242円 (本体1,150円+税)
  • 初版:2015年11月10日
  • 判型:A4変型判/サイズ:22.4×30cm
  • 頁数:32頁
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-00756-1
  • NDC:913

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クレヨンで自由にお絵かきしてください。“世界に一冊、自分だけの絵本”ができあがります。子どもたちが絵を描くことで、オリジナルな一冊が完成します。絵本『くれよんのくろくん』よりもひとまわり大きな判型で描く喜びもいっぱいです!

書評

描くことを心から楽しめるのは、 子ども時代だけ!(母のひろば618号) 2015年11月15日
 「絵は苦手で……」。大人になってから、そういうふうにおっしゃる方に何度出会ったことでしょう。その度に、いつから苦手になったのかしら? と考えてしまうことがよくあります。
 幼い子どもは、自分が絵が下手だとか、苦手だとかを感じながら、絵を描いてはいません。そんなことは、全く気にしていないのです。それがいつしか、大人になるにつれ、「描くことを楽しむ絵」から、「人に評価される絵」を無意識に描くようになってしまい、低い評価や、周りより劣っていると感じると、「絵は苦手!」と思うようになるのだと思います。
 実は、絵を描くことを職業にしている私も、周りの評価を気にして絵を描いている始末です。世界の巨匠とよばれる芸術家だって、日々、苦悩しながら絵を描きあげていました。そう思うと、「絵を描くこと」を本当に心から楽しめる時期は、人生の中でも、ほんの一時にすぎないのだと気がつきます。その時期こそが、子ども時代ではないでしょうか?
 子どもの豊かな発想とのびやかさで、『くろくんたちとおえかきえんそく』は、どんな絵本に仕上がるのでしょう? 考えただけでも、わくわくします。同じものがひとつとない、あなただけの絵本ができたら、どうぞ一生の宝物にしてください!
なかやみわ(絵本作家)