単行本絵本

しろもくろも、みんなおいで

しろもくろも、みんなおいで

立ち読み

あべ 弘士

白い色と黒い色の動物がたくさんいるよ。陸にも空にも海にも、獣や鳥も昆虫も。季節や、成長で色が変わるのもいるし、白黒が混じったのもいろんな種類がいておもしろいね! 動物の不思議や魅力がいっぱい!!旭山動物園飼育係として長年動物とつきあってきた画家・絵本作家あべ弘士先生の生命力にあふれる絵と、リズミカルな言葉で織りなす絵本。地球上に息づく数多くの生き物への愛情あふれるまなざしが暖かく伝わります。

  • 定価1,540円 (本体1,400円+税)
  • 初版:2011年5月30日
  • 判型:B5変型判/サイズ:24.1×21.6cm
  • 頁数:32頁
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-00753-0
  • NDC:480

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読者の声

しろもくろも、みんなおいでの感想
動物の生活をよ~く知っていらっしゃるあべ氏の作品ですね。やっぱりおわりのゴリラが私は一番好き。子ども達がそれぞれ自分の好きなところを選んで指さしそうです。生き物の名前がさりげなく、入れてあるのもいいですね。

推薦のことば

白と黒は美しい 2011年6月27日
動物園でシロフクロウの係をしていました。オスとメス、1羽ずつでした。他のフクロウ(日本に約10種いる)たちはオス・メスまったく同じ色・姿なので見分けがつきません。ただシロフクロウだけオスかメスかがわかります。メスの方がひとまわり大きく、黒いよこじまもようもはっきりです。オスのもようは薄く、細い。そして年をとっていくと横じまもほとんど消え、全身まっ白になります。冬、雪の上にフワッと立っていると、まるで“雪だるま”のようで、犬にまちがって小便をかけられそうなのです。カカア天下の仲の良い夫婦で、たくさんヒナもうまれました。

そのとなりの部屋がキツツキ舎で、赤いベレー帽をかぶったクマゲラと白と黒のコントラストが美しいアカゲラたちが木のまわりをクルクルしています。そのとなりがカナダから来たシンリンオオカミ。全身まっ黒。目が金色に光ってる。見る人みんな口をそろえて言います。「イヌじゃない。カッコイイ!」

その黒いオオカミたち、夕方4時になると丘の上の岩にのぼり「ウオーーンッ、ウオーーンッ」と遠吠えを始めます。なぜって? 園内放送で♪ホタルノヒカリ……♪がなるからなのよ。オオカミの向こうにホッキョクグマ、その向こうにハクチョウとコクチョウ。そのとなりがペンギンたち……。白と黒がいっぱいです。白と黒はじつに目立って美しい。そんな動物たちの魅力を、この絵本で楽しんでください。
あべ弘士(あべ ひろし/絵本作家)

2019/4/8

<広島>「あべ弘士の絵本と美術-動物たちの魂の鼓動-」が開催中です。

旭山動物園の飼育係を経て、『ゆきのよあけ』『しろもくろも、みんなおいで』など絵本作家として30年に渡り創作を続けるあべ弘士さんにフォーカスした、「あべ弘士の絵本と美術-動物たちの魂の鼓動-」がふくやま ...

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