雨をよぶ龍─4年にいちどの雨ごい行事
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雨乞の時に300人で担ぐ「龍蛇」は、竹と麦わらで体を作り、長さ36メートル、重さ約3トンになる巨大なものです。この龍蛇作りから、雷電池(かんだちがいけ)で龍神となるまでの雨乞の日当日の様子を描きます。
- 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
- 第43回夏休みの本(緑陰図書)小学校低学年
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 初版:2009年5月15日
- 判型:A5変型判/サイズ:22.8×23.8cm
- 頁数:40頁
- 4・5歳~
- ISBN:978-4-494-00746-2
- NDC:913
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埼玉県鶴ケ島市脚折地区に江戸時代から伝わる「脚折雨乞」という降雨祈願の行事です。昭和39年を最後に途絶えましたが、昭和51年に復活、以後4年に1回行われています。農村における手仕事の技の継承という意味でも貴重な行事です。国選択無形民俗文化財・鶴ケ島市指定無形文化財に選定されています。
竹と麦わらで作られる「龍神」は長さ36メートル、重さ3トン。約300人の男たちで担がれ、白髭神社から雷電池までの約2キロの行程を練り歩きます。雷電池に到着後、池に入ります。池のなかをぐるぐるとまわって、最後は担ぎ手たちの手で「龍神」は解体されます。
日本各地で行われている伝統行事と人々の暮らしに目を向けるきっかけになる絵本です。
内容説明
雨乞の時に300人で担ぐ「龍蛇」は、竹と麦わらで体を作り、長さ36メートル、重さ約3トンになる巨大なものです。この龍蛇作りから、雷電池(かんだちがいけ)で龍神となるまでの雨乞の日当日の様子を描きます。
読者の声
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『雨をよぶ龍』の感想
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このたびは『雨をよぶ龍』をありがとうございました。行事そのものを知りませんでしたので、まずはその点で興味深いものでした。
よくぞこういう行事がつづいていると思い、行事の支え手がだんだん少なくなっているのではないかと心配までした次第でした。
民俗行事を主題にした絵本はかなりありますが、これはなかなかすばらしいものに仕上がっていると感じました。龍の巨大さも、マスとしての群衆も的確に描かれていると思いますし、主要な人物を点在させていることで親しみ深いものになっています。
四年に一度というオリンピックみたいな行事で、作者の取材にも本造りにもいろいろご苦労があったことでしょうが、いい絵本ができたことをお喜びいたします。
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書評
- 河北新報 2010年1月31日 読書欄
- 農村の伝統 次代に
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