みずいろのマフラー
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ヨースケは、なんでもぼくらのいうとおりにした。ぼくらも、すごくわるいことをしているとは思っていなかった…。転校生のヨースケと、ぼくらの人間関係を通じて、本当の友だちとは?を考えるきっかけとなる一冊。
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 初版:2011年11月10日
- 判型:B5判/サイズ:26.6×19.1cm
- 頁数:36頁
- 4・5歳~
- ISBN:978-4-494-00458-4
- NDC:913
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“いじめているつもり”はなくても、自分がされたらいやなことを人にしてしまうことがある。その子がおとなしく言うことを聞いてくれると、ますます図に乗って…。友だちってなんだろう。本当の友だちってどんな関係のこと? 子ども同士の揺れ動く関係を通じて、このような問いが投げかけられます。そして、ヨースケのお母さんの突然の死。衝撃の展開ですが、死に出会うことで、「ぼく」と「ヤンチ」は、はじめてヨースケの内面を真剣に想像し、他人を思いやるきっかけを得ます。小学校教諭として、心の教育の研究をおこなってきたくすのき先生の作品に、豊かな色彩とやわらかいタッチで人の深い感情を表現する松成真理子先生が絵を描きます。
内容説明
ヨースケは、なんでもぼくらのいうとおりにした。ぼくらも、すごくわるいことをしているとは思っていなかった…。転校生のヨースケと、ぼくらの人間関係を通じて、本当の友だちとは?を考えるきっかけとなる一冊。
関連情報
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〈北海道〉絵本『みずいろのマフラー』の著者
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推薦のことば
- 心をつないだのは… 2011年12月15日
- ギャングエイジと呼ばれ、元気いっぱい自分のエネルギーを発散している時代。(ギャングエイジとは、小学校中~高学年にかけて仲間意識が発達する頃に、同年齢の児童と閉鎖的な小集団をつくって遊んだり、活動したりするのを好む時期のことです。)友だちには優しくするとか、嫌がる言葉や傷つける言葉を言わないとか、頭では分かっているのに、日々の生活の中で時にそうしたことを忘れて、友だちの心を傷つけてしまうこともある子ども時代。
このお話は、シンイチという少年が、自分のその頃を思い出して語っていくように展開されています。「出会い」・・・ヨースケは、夏休みが終わって転校してきた子でした。帰り道が一緒だということで、シンイチとヤンチといつも一緒にいるようになりましたが、やがてその関係にも力関係ができてきてしまいます。嫌なことを押しつけても、イヤと言わずにいつも一緒にいるヨースケでしたが、ある日を境に気まずくなってしまいます。一緒にいなくなってから気がつく、その子の存在の大きさ。この二人も、ヨースケが気になってそっと様子をうかがいますが、運命は思わぬ方向へ展開していきます。「別れ」・・・その時になって通い合った三人の心。この時の出来事は、三人の心に一生刻まれているのではないでしょうか。
等身大の子どもたちの視線で語られているので、われわれ大人は子ども時代を振り返り、子どもたちはこのような出来事を身近に感じることでしょう。ご家庭や学校で、友だちとの関係について一緒に考えていける作品です。 - 竹村和子(たけむら かずこ/茨城県立桜川市立羽黒小学校司書教諭)