さるのひとりごと
内容説明
むかし一匹のさるが海に出た。海はいいなあ、とひとりごとをいうと、うん、かにが答えた。
独特の語り口による奥深い民話絵本。
読者の声
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すべての人に読ませたい。(K.Aさん・主婦・43歳)
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さるのひとりごとは最も好きな絵本となりました。
読みながら目の前に浮かんでくる大海原。しおの香。とりまく自然が大きい分、猿の孤独感がきわだって感じられる。つぶされても応えようとするカニの心はなんなのか。
「またくるから へんじしてな」とかえっていくサルは別人になったよう。だが、カニは団子になったまま、カニの姿に戻ることはないという取り返しのつかない事実。重くて、深くて、胸を打つ。すべての人に読ませたい。
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さるのひとりごとの感想(Y.Aさん・主婦・42歳)
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読み終わってから心の中に不思議ななにかが残りました。
子どもたちにも感想を聞いてみたいと思います。
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