2025.06.26

<北海道函館市> 戦後80年 伝え続ける 平和「書くこと、届けること〈作家×編集者〉」が開催されます。

最新刊『Garden 8月9日の父をさがして』の著者・森越智子さんと、担当編集でもある童心社編集長・橋口との講演会「書くこと、届けること」が下記の日程で開催されます。今を生きる子どもたちへ、平和を考え伝え続ける思いを、それぞれの立場からお届けいたします。
ぜひ足をお運び下さい。

■と き:2025年7月26日(土)午前13時30分〜
■ところ:函館YWCAホール(函館市松蔭町1-1)
■参加費:大人 500円
     *駐車場には限りがあります。公共機関をご利用ください。

■お問い合わせ:函館YWCA ピースプランニング委員会
     TEL.0138-51-5262/メール:hakodate@ywca.or.jp

*『「伝えつづける、求めつづける、平和。」戦後80年』の特集ページはこちらです。→
Garden 8月9日の父をさがして

単行本図書

Garden 8月9日の父をさがして

森越智子 作/大野八生

1945年8月9日。一発の原子爆弾が長崎に落とされた日、12歳の父は中学校での試験を終え、疎開先の隣町へ帰る列車に乗れたことで一命をとりとめた。爆心地から800mの場所にあった中学校は全壊し、同級生の3分の1が帰らぬ人となった。
原爆から逃れ、平穏な一生を送ったと思っていた父は、しかし被爆者だった。父の死後、見つかった父の被爆者手帳には、ぼくの知らなかった「あの日」とそこからはじまった父の葛藤の日々が残されていた。
被爆地で生き抜いてきた父の思いと、隠し続けられたぼくの名前のひみつ。
やがて解き明かされる真実にたどり着いたとき、ぼくは……。
長い時を経て、原爆被爆者の言葉にできなかった思いが、今、静かに胸に迫る。

  • 中学生~
  • 2025年6月9日初版
  • 定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
  • 立ち読み
生きる 劉連仁の物語

単行本図書

生きる 劉連仁の物語

森越智子 著/谷口広樹

1944年9月日本軍により中国から連れ去られた劉連仁。苛酷な炭坑労働から逃亡し北海道の山中で一人、13年間生き抜いた魂の記録。

  • 中学生~
  • 2015年7月5日初版
  • 定価2,750円 (本体2,500円+税10%)
  • 立ち読み