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2023.11.17
【ひとかきで、1万倍!?】幅広い年齢で楽しめるロングセラー民話紙芝居『ふしぎなしゃもじ』

おはなし会でおすすめの、民話紙芝居をご紹介します。
むかし、貧しい村にひとりでくらすおばあさんがいました。
おばあさんは、仏さまにお供えするだんごを作りますが、だんごを穴に落としてしまいます。
ころがっただんごを追いかけるうちに、おばあさんは鬼たちにみつかってしまいますが、おじぞうさまの助けもあり、おばあさんは鬼たちの飯たきの世話をすることになります。
おばあさんは鬼たちの元からにげだしますが、船に乗り込んだおばあさんが、もってきてしまったしゃもじで漕ぐと、水が1万倍になり、追う鬼たちを流してしまいます。
最後には、持ち帰ってしまったしゃもじで、おばあさんは村のみんなに食べ物をたくさん増やして分けあい、満たされた幸せな気持ちで楽しくお話が終わります。
「このしゃもじがあったら、どんなものを増やしたい?」
「おしるこ!」「おだんご!」
お話の後、観客問いかけると、いろんな答えがとびだし笑いを誘います。
子どもたちから年配の方まで、幅広い年齢で楽しめる紙芝居です。
12場面/3歳から
(佐々木悦・脚本 須々木 博・絵)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494071180
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ふしぎなしゃもじ
むかし、貧しい村にひとりでくらすおばあさんがいました。おばあさんは、仏さまにお供えするだんごを作りますが、だんごを穴に落としてしまいます。ころがっただんごを追いかけるうちに、おばあさんは鬼たちにみつかってしまいますが、おじぞうさまの助けもあり、おばあさんは鬼たちの飯たきの世話をすることになります。鬼にお米を1粒わたされたおばあさんは、300人分のご飯を炊くよう言われます。そして、それで1かきすると1万倍に増えるという、ふしぎなしゃもじを渡されますが……。
「このしゃもじがあったら、どんなものを増やしたい?」「おしるこ!」「おだんご!」お話の後、観客に問いかけると、いろんな返事がかえってきて笑いを誘います。子どもたちから年配の方まで、幅広い年齢で楽しめるロングセラー民話紙芝居。- 3歳~
- 1977年9月1日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み