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2023.02.16
<春のかみしばい>子どもたちに人気のだんごむしが主人公『だんごむしのころちゃん』

もうすぐ春。あたたかい日がぐっと増えて、生き物たちも元気にうごきはじめます。
子どもたちに人気のだんごむしが主人公の、ロングセラー紙芝居をご紹介します。
だんごむしのころちゃんは、あまえんぼう。
きょうだいたちとお母さんの胸にだかれて大きくなりました。
お母さんに、おちばを食べることを教えてもらったころちゃん。
「そんなもの たべられないよ」
けれど、しぶしぶ、たべてみると……
「おいしい!」
ひとりでおちばのご飯が食べられるようになり、
体も大きく灰色になったころちゃんは、
お母さんとはなれて、ひとりでくらすことになりました。
お母さんに、敵にであったら丸くなることを教えてもらったころちゃん。
ひとりで外にでていくと、アリやカマキリがあらわれて、ころちゃんを食べようとしますが……!?
脚本は、農学博士で元多摩動物園昆虫飼育係長の経歴をもつ高家博成さん。
だんごむしの殻の脱ぎ方や、食べ物、身の守り方など、生態に基づいた科学的な知識を、子どもたちに楽しく伝えています。
他にも、ミミズやモグラ、セミの幼虫など様々な生き物が登場し、セミの羽化なども描かれます。
脱皮や寿命、オスとメスの区別など、著者によるだんごむしの解説もついており、生き物への知識や関心が深まる紙芝居です。
12場面/3歳から
(高家博成 脚本/仲川道子 画)
▼この作品が収録されている紙芝居セット
だいすき!ちいさないきもの (全7巻)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494070787
▼本作を元にした絵本も刊行されています。
『ころちゃんはだんごむし』
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494003273
かわいいむしのえほん (全10巻)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494041497
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だんごむしのころちゃん
だんごむしのころちゃんは、えさをさがしにそとに出ました。すると、アリやカマキリやモグラがいて、ころちゃんを食べようと…。
脚本は、農学博士で元多摩動物園昆虫飼育係長の経歴をもつ高家博成さん。
だんごむしの殻の脱ぎ方や、食べ物、身の守り方など、生態に基づいた科学的な知識を子どもたちに伝えられる、ロングセラー紙芝居です。同じコンビによる絵本シリーズ「かわいいむしのえほん」もございます。- 3歳~
- 1997年9月1日初版
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 立ち読み
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かわいいむしのえほん
子どもたちの大好きな虫たちがいっぱい。自然への関心を育てます。
『ころちゃんはだんごむし』『ありこちゃんのおてつだい』『かたつむりののんちゃん』『てんとうむしのてんてんちゃん』『かぶとむしのぶんちゃん』『ばったのぴょんこちゃん』『くわがたのがたくん』『ちょうちょのしろちゃん』『かまきりのかまくん』『とんぼのあかねちゃん』を収録した、10冊セットです。プレゼントにぴったりの美麗ケース付き。- 3歳~
- 初版
- 揃定価9,900円 (本体9,000円+税10%)