2022.10.11

『先生、しゅくだいわすれました』が箕面・世界子どもの本アカデミー賞「作品賞」を受賞!

先生と子どもたちの、ユーモアと想像力あふれるやりとりが楽しい人気の読み物『先生、しゅくだいわすれました』(山本悦子 作/佐藤真紀子 絵)。
この作品が、本年度第 11 回「箕面・世界子どもの 本アカデミー賞 」の「作品賞」を受賞しました!

「箕面・世界子どもの 本アカデミー賞 」は、子どもが支持している本を子ども自身が選ぶ、全国でも珍しい賞です。
3 年ぶりの開催となった今回は、箕面市内の市立小・中学校と、私立小・中学校の約 13,500 人の子どもたちが投票した結果をもとに、「絵本賞」「作品賞」「主演賞」「ヤングアダルト 賞」の 4 部門のノミネート作品計23作品の中からそれぞれ受賞作品を選びました。

作品賞は、小学校3年~6年生対象にした5作品のノミネート作品から選ばれ、『先生、しゅくだいわすれました』は小学校3~6年生による投票、5,862票中2,311票と大変多くの得票を頂きました。ありがとうございます!

11月3日(木・祝)には、箕面市立メイプルホール大ホールにて、子どもたち自身の運営による授賞式が開催されます。受賞式では、受賞作家たちのスピーチなども予定されています。

受賞作・ノミネート作・受賞式についてなど、詳しくはこちらのページをご覧ください。
■「第11回箕面・世界子どもの本アカデミー賞」授賞式を開催します!
https://www.city.minoh.lg.jp/library/katsudou/academy/academy2022.html

■『先生、しゅくだいわすれました』紹介記事はこちら
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1691
先生、しゅくだいわすれました

単行本図書

先生、しゅくだいわすれました

山本悦子 作/佐藤真紀子

しゅくだいをわすれたゆうすけ。しどろもどろに口からでまかせのウソでいいわけをしていると、えりこ先生が「だめだなあ、ウソをつくならもっと上手につかなくちゃ」「え?」「すぐばれるようなのはだめよ。それから、聞いた相手が楽しくなるようなのじゃなくちゃ」「楽しくなる?」「そう。聞いた人がウソとわかっても、はははってわらっちゃうようなのじゃなきゃ」「じゃあ、上手にウソがつけたら、しゅくだいやってなくてもしかられないってこと?」「そうねえ。だって、だまされちゃったらしかたないし」といって、えりこ先生はにやっとわらった。…次の日から子どもたちはしゅくだいができなかったわけを考えてきて発表することに…。

  • 小学3・4年~
  • 2014年10月25日初版
  • 定価1,210円 (本体1,100円+税10%)
  • 立ち読み