2022.08.22

点字つき絵本の出版と普及を考える会20周年記念 「さわって楽しむ絵本展」

見える人と見えない人が一緒に楽しめる絵本作りを目指して、〈てんやく絵本ふれあい文庫〉の岩田美津子さんを中心に各出版社の編集者や印刷会社、作家などが集った「点字つき絵本の出版と普及を考える会」の発足から、今年で20年となります。 会の歩みの豊かな実りである「てんじつきさわるえほん」が一堂に会する展示会に、ぜひ皆様お出かけください。

◆ 点字つき絵本の出版と普及を考える会20周年記念「さわって楽しむ絵本展」

■会 期:2022年9月2日(金)~27日(火)10:00~19:00※会期中無休
■場 所:教文館ナルニア国

詳しくはこちらをご覧ください ▶︎ 教文館ホームページ「ナルニア国のお知らせ」へ



<関連イベント>

◆ てんじつきさわるえほん編集者のお話 寺久保未園さん(福音館書店)× 西尾薫(童心社)

ロングセラー絵本『ぐりとぐら』『ぞうくんのさんぽ』(福音館書店)、『いないいないばあ』(童心社)などが点字つきさわる絵本になりました。それぞれの編集者をお招きして制作時の工夫や苦労したこと、どんなところが普通版と違っているのかなどをお話いただきます。

【日 時】2022年9月12日(月) 18:00~19:30 ※受付は17:40頃からです。
【会 場】教文館9階ナルニアホールー
【定 員】20名(大人対象・託児なし)
【参加費】500円 ※現金のみ、当日受付でお支払いください。
【申込方法】参加ご希望の方はお電話でナルニア国までご連絡ください。
      申込み電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後7時)

詳しくはこちらをご覧ください ▶︎ 教文館ホームページ「ナルニア国のお知らせ」へ
てんじつきさわるえほん いないいないばあ

てんじつきさわるえほん

てんじつきさわるえほん いないいないばあ

松谷みよ子 ぶん/瀬川康男

1967年の刊行以来、多くの子どもたちの誕生を祝ってきた『いないいないばあ』。日本で一番読まれている絵本が、もっと多くの方に楽しんでもらえるように、「点字つきさわる絵本」になりました。
見て楽しむことのできる絵と文字の上に、透明樹脂インクで、触って楽しむことのできる絵(触図)と文字(点字)を、盛り上げ印刷しています。見える人と見えない人が、いっしょに楽しめる絵本です。


★見える人も、見えない人も一緒に!

・目の不自由なこどもたちに
点字を読める子は、点字の文を読みながら、絵を触って楽しんでください。まだ点字を読めない子には、大人が読んであげながら絵を触らせてください。

・目の不自由なお母さん、お父さんに
お子さんに絵を見せながら、点字の本文を読んであげてください。

・見える子どもや大人たちに
絵を触って見えない人の感じ方を体験してみてください。バリアフリーの社会を考えるきっかけにもなります。

  • 0・1歳~
  • 2021年1月20日初版
  • 定価3,960円 (本体3,600円+税10%)
  • 立ち読み