ぱっぱらぺー　ぴーひょろろ　
　とたつく　とんからりん……♪

へんてこな音楽とともにロケットのようにとんでくる、不思議な自動はんばいき。
子どもの願いがかなう、不思議なグッズがそろっています。

ゾクゾクこわい体験をしてみたい？
とにかく有名人になりたい？

「オマカセクダサイ。
　願イヲカナエル　ろけっとノ　オ店
　タダイマ開店ダヨ～」

試してみたい、使ってみたいと思う不思議なグッズがもりだくさん。
話題の読み切り短編童話「願いがかなう自動はんばいき」シリーズの第２作です。

第２巻『算数すきすきメガネ』では、以下の３話を収録。

「ひとだまライト　〜こわがりたちの夜」
「スター☆カチューシャ　〜アイドルはつらいよ」
「算数すきすきメガネ　〜算数なんかこわくない」

それぞれ、子どもたちが願いがかなう自動はんばいきに出会い、不思議なグッズを手に入れたことからお話が展開していきます。

表題となっている「算数すきすきメガネ」では、算数が苦手な男の子フミヤが、難しい算数の問題をすらすらとけてしまう＜算数すきすきメガネ＞を手に入れます。
「川をながれる花びらの数は？」「富士山とスカイツリーはどっちが高い？」など、どんな質問でも、たずねると計算しメガネに映して教えてくれます。

「２つのケーキを３人でわけるには？」
クラスのみんなに答えを笑われてはずかしかった算数の授業でも、メガネの力で鮮やかに問題を解いてみせたフミヤは、一躍クラスの人気者に。
けれど、公開授業の前日、おばあちゃんが＜算数すきすきメガネ＞を捨ててしまって……。


わくわく不思議なグッズと、ユーモアたっぷりのストーリー。
そして、子どもたちの気持ちによりそいながら、大事なものは何かを気づかせてくれるおすすめのシリーズです。
絵は「怪談レストランシリーズ」でおなじみのたかいよしかずさん。
カラーイラストも随所に入って読みやすく、普段本をあまり読まない子どもたちにもぴったりです。
第１巻『ジャンケン必勝てぶくろ』とあわせてぜひお楽しみください。

152ページ／小学校中学年から
（山口タオ・作　たかいよしかず・絵）

＜キャンペーン＞
「願いがかなう自動はんばいき」シリーズの読者キャンペーン「ふしぎグッズコンテスト」が今月よりスタート！
シリーズに登場する商品のように、使う人の願いをかなえる摩訶不思議なオリジナルグッズを募集中です。
応募用紙にきみの考えたふしぎグッズを描いて、ぜひ応募してね！
【応募期間】
2022年3月1日（火）～7月31日（日）

ご応募について詳しくはこちらまで
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=2561