2021.09.10

<ニュース>「紙芝居アカデミー特別編 ミニ講座 かみしばいがはじまるよ!」第3回配信!

紙しばいの魅力を発信! 童心社「紙PRO」チームがおくる紙芝居ミニ講座動画、「紙芝居アカデミー特別編 ミニ講座 かみしばいがはじまるよ!」。

このたび第3回を配信しました。

今回のテーマは、「ぬく」と「さしこむ」です。
ご存じのとおり、紙しばいは「ぬく」ことと「さしこむ」ことによって場面が変わり、物語が展開していきます。
この2つの動きは、単純なようで作品を魅力的に表現するためにはとても大切なものなのです。
「ぬく」と「さしこむ」の効果やその方法についてじっくり解説します。

また、1985年刊行のロングセラー紙しばい『ごきげんのわるいコックさん』のさまざまな楽しい「ぬき方」についてもご紹介しますよ。



これまでの講座はこちらからご覧ください。

第1回「紙しばいってなあに?」




第2回「紙しばいの形式と特性」




紙しばいを演じてみたいけど、難しそうだと思っている方、
保育園・幼稚園の研修で紙しばいを学びたいと思っている方、読みきかせの活動をしている方――などなど、紙しばいが気になる! という方はぜひのぞいてみてくださいね。

5回の連続講座でお届けします。
動画をご覧になったご感想やご意見、リクエストなど、ぜひお寄せください。
第4回の公開は9月中旬の予定です。


<童心社では紙芝居の講座を開いています>
紙芝居について、もっと学んでみたいという方々へ、講師の派遣や、講座開催のご相談を随時受けつけています。
くわしくはこちらをご覧ください。
https://www.doshinsha.co.jp/kamishibai/school/
三びきのこぶた

世界の名作 第1集

三びきのこぶた

イギリス民話川崎大治 脚本/福田岩緒

おかあさんに、自分の家を作るように言われた三びきのこぶたたち。なまけものの大ぶたはわらの家を、中ぶたは木の家を、はたらきもののちいぶたちゃんは、レンガの家を作りました。ところがそこへ、わるもののオオカミがやってきます。こぶたたちを食べてやろうと、わらの家と木の家を、オオカミはふうーっとふきとばしてしまいます。家をふきとばされてしまった大ぶたと中ぶたは、ちいぶたちゃんのレンガの家ににげこみます。ふきとばそうとしても、ビクともしないレンガの家に、オオカミは煙突から入ろうとたくらみますが……。こぶたたちの知恵でピンチを切り抜ける痛快な結末に、子どもたちも大満足のロングセラー紙芝居。

  • 3歳~
  • 1986年4月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み
ごきげんのわるいコックさん

まついのりこかみしばい ひろがるせかい 第2集

ごきげんのわるいコックさん

まついのりこ 脚本・画

ごきげんのわるいコックさんがいます。「ごきげんなおしてよ」といいながら画面をぬくと、あれあれ、顔がぐーんと横に伸びて、もっとごきげんが悪くなっちゃった。困ったな、どうしよう。くにゅくにゅとぬくと、今度は、顔がぐにゅぐにゅになっちゃった。

いろいろなぬき方によって、次々にコックさんの顔が変わっていくよ。みんなで「コックさん、こっち向いて」と声をかけると……!? 最後には、おいしいキャンディーが登場し、みんなで食べて楽しめます。演じる楽しさがいっぱいの観客参加型の大人気の紙芝居。

  • 2歳~
  • 1985年6月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み