2021.06.30

<新刊紹介>『先生、しゅくだいわすれました』の姉妹編『先生、感想文、書けません!』刊行!

2014年の刊行以来、多くの子どもたちの支持を得て版を重ねている中学年向け読みもの、『先生、しゅくだいわすれました』
このたび、その姉妹編が刊行されます。

タイトルは……『先生、感想文、書けません!』

8月1日、夏休みの登校日。
みずかは先生に「だって、書けないんだもん」と言いました。
おもしろい本を読んで、ああおもしろかったなあって、胸がいっぱいになる。
どこがどうおもしろかったとか、何がよかったとか書こうと言葉を探そうとすると、しゅるしゅるしゅるって、おもしろかった気持ちがきえてしまう。
だから「感想文、むり!」
……書かないわけにはいかない読書感想文、みずかが考えた作戦とは?


この夏、読書感想文にあたまを抱えるすべての子どもたちに手にしてもらいたい、そんな作品になりました。
できたてほやほやの本の表紙をご覧ください。

7月上旬には全国の書店店頭に並ぶ予定です。
書店、ネット書店では、ご予約受付中です。

『先生、しゅくだいわすれました』『先生、感想文、書けません!』
(山本悦子・作 佐藤真紀子・絵)
先生、感想文、書けません!

単行本図書

先生、感想文、書けません!

山本悦子 作/佐藤真紀子

八月一日、夏休みの登校日。みずかは先生に「だって、書けないんだもん」と言いました。おもしろい本を読んで、ああおもしろかったなあって、胸がいっぱいになる。どこがどうおもしろかったとか、何がよかったとか書こうと言葉を探そうとすると、しゅるしゅるしゅるって、おもしろかった気持ちがきえてしまう。だから「感想文、むり!」……書かないわけにはいかない読書感想文、みずかが考えた作戦とは?

  • 小学3・4年~
  • 2021年6月30日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み
先生、しゅくだいわすれました

単行本図書

先生、しゅくだいわすれました

山本悦子 作/佐藤真紀子

しゅくだいをわすれたゆうすけ。しどろもどろに口からでまかせのウソでいいわけをしていると、えりこ先生が「だめだなあ、ウソをつくならもっと上手につかなくちゃ」「え?」「すぐばれるようなのはだめよ。それから、聞いた相手が楽しくなるようなのじゃなくちゃ」「楽しくなる?」「そう。聞いた人がウソとわかっても、はははってわらっちゃうようなのじゃなきゃ」「じゃあ、上手にウソがつけたら、しゅくだいやってなくてもしかられないってこと?」「そうねえ。だって、だまされちゃったらしかたないし」といって、えりこ先生はにやっとわらった。…次の日から子どもたちはしゅくだいができなかったわけを考えてきて発表することに…。

  • 小学3・4年~
  • 2014年10月25日初版
  • 定価1,210円 (本体1,100円+税10%)
  • 立ち読み