2021.01.19

〈岐阜〉喜久屋書店大垣店様にて「山本悦子の本フェア」展開中!

岐阜県の喜久屋書店大垣店様で、人気作家山本悦子さんのフェアを実施中です。
先生、しゅくだいわすれました』や『神隠しの教室』(第55回野間児童文芸賞)などの人気作が展開されています。
ぜひ、お手に取ってご覧ください。


喜久屋書店大垣店
〒503-0808 岐阜県大垣市三塚町丹瀬463番地1
TEL:0584-77-1717
先生、しゅくだいわすれました

単行本図書

先生、しゅくだいわすれました

山本悦子 作/佐藤真紀子

しゅくだいをわすれたゆうすけ。しどろもどろに口からでまかせのウソでいいわけをしていると、えりこ先生が「だめだなあ、ウソをつくならもっと上手につかなくちゃ」「え?」「すぐばれるようなのはだめよ。それから、聞いた相手が楽しくなるようなのじゃなくちゃ」「楽しくなる?」「そう。聞いた人がウソとわかっても、はははってわらっちゃうようなのじゃなきゃ」「じゃあ、上手にウソがつけたら、しゅくだいやってなくてもしかられないってこと?」「そうねえ。だって、だまされちゃったらしかたないし」といって、えりこ先生はにやっとわらった。…次の日から子どもたちはしゅくだいができなかったわけを考えてきて発表することに…。

  • 小学3・4年~
  • 2014年10月25日初版
  • 定価1,210円 (本体1,100円+税10%)
  • 立ち読み
神隠しの教室

単行本図書

神隠しの教室

山本悦子 作/丸山ゆき

授業時間中に子どもたち5人が姿を消した。懸命な捜索活動にも関わらず手がかりがない。マスコミは神隠しと騒ぎ立てた。養護教諭の早苗先生には心当たりがあった。小学生の時この学校で不思議な体験をした。クラスメイトにいじめられた時、自分以外誰もいない、もうひとつの学校に行ったのだ。同じことが今この子たちに起きている…ある日保健室のブログに書き込みがある。行方不明になった5人からだった。『ぼくたち、もうひとつの学校にいるよ。早苗先生はどうやって帰ってきたの?』

  • 小学5・6年~
  • 2016年10月17日初版
  • 定価1,760円 (本体1,600円+税10%)
  • 立ち読み
二年二組のたからばこ

だいすき絵童話

二年二組のたからばこ

山本悦子 作/佐藤真紀子

たからくんのおとしものを見つけたら入れておく箱が「たから箱」。たからくんは物を大切にしないからおとしても平気な顔してるって、友だちは思ってる。たからくんが日直になった日、生活科室のかぎがなくなって…。

いつもおとしものをしてしまうたからくんをクラスメイトの女の子”みな”の視点から描いた本作。なぜそんなにおとしものをするのか不思議に感じたり、何度も貸してと言われて煩わしく思ったり……みなが、たからくんの思いを知り、受けとめ、本当の仲間になるまで、子どもの素直で揺れやすい心模様が丁寧に描かれています。小学校の教員として長く勤めてこられた著者山本悦子さんの、いろいろな子がいるけれど、みんながありのまま過ごせる、それが「普通」であってほしい、という願いがこめられた物語。
佐藤真紀子さんによる絵もふんだんに入って、子どもたちの表情、教室の空気が伝わってきます。

  • 小学1・2年~
  • 2018年11月15日初版
  • 定価1,100円 (本体1,000円+税10%)
  • 立ち読み