2020.08.31

〈いま、よみたい絵本〉川をわたる涼しい風、川のせせらぎ……よむだけで涼しくなる『14ひきのせんたく』

今年絵本作家デビュー50周年をむかえる、いわむらかずおさんの人気シリーズの中から、涼しげな森の谷川が舞台のおすすめの絵本をご紹介します。


ふりつづいていた雨がようやくやんで、森中に夏の太陽の光がさしこみました。

  「シャツも パンツも シーツも パジャマも、 
  みんな まとめて せんたくしましょ、と おかあさん。」

子どもたちみんなで、おかあさんと川へせんたくにでかけます。



 「みず つめたーい! きもち いいね。」

川についたら、子どもたちもみんなで、せんたくのお手伝い。

 「ジャブ ジャブ せんたく、よっちゃん。 
  ペッタン ペッタン せんたく、ごうくん。
  グッシュ グッシュ せんたく、さっちゃん。」

子どもたちはそれぞれ、個性豊かに、自分ができることを手伝います。

洗濯板を川に浮かべて遊んでいたら、大変、洗濯板が流れていって……。


森の谷川を舞台に、明るい夏の光いっぱいに描いた本作。
画面いっぱいに大きく描かれた川は、水面の波紋や川の流れまで、描き分けられています。
絵本を開いて、子どもたちと本を読んでいるだけで、川をわたる涼しい風、川のせせらぎが広がって行くようです。

おでかけや旅行がなかなか難しかった今年の夏ですが、自然ゆたかな夏の谷川を絵本で楽しんでみてはいかがでしょうか。
32ページ/3歳から
(いわむらかずお・作)


14ひきのせんたく

14ひきのシリーズ

14ひきのせんたく

いわむら かずお さく

晴れわたったさわやかな朝、14ひきは川原でせんたくです。大きなシーツも、みんなでごしごし……。

  • 3歳~
  • 1990年5月25日初版
  • 定価1,320円 (税込)
  • 在庫僅少