2020.07.23

<いま、読みたい>「TOKYO2020」まであと1年!「パラアスリートたちの挑戦」

延期が決まった「東京2020オリンピック・パラリンピック」。
開催まであと1年となりました。

パラスポーツを20年以上取材する写真家・越智貴雄さんの迫力ある写真と言葉で、競技の魅力やパラアスリートの生き方を伝えるシリーズ、「パラアスリートたちの挑戦」。
今日は全5巻のシリーズから、『選手の目となり手となり足となる』をご紹介します。


パラスポーツにかかせないのは、選手を支える人たちです。
道具を作る人、選手と一緒に競技に出場する人など、障がいの程度により、また競技により関わり方はさまざま。

本書では、スポーツをするための本格的な義足を日本で初めて作った「義肢装具士」、臼井二美男さんも紹介されています。
臼井さんはこれまでに1,000本を超える義足を、すべて手作りで作ってきました。足を切断することになった理由、その回復のスピード、そして足の形――。使う人の足は一人一人違います。
それらを見極め、何度も試行錯誤しながら、臼井さんは使う人にとってぴったりの義足を作り上げます。

「より速く、より高く」

パラアスリートが目標に向かって存分に力を発揮できる背景には、臼井さんのように選手に寄りそう人びとの存在があるのです。


本書では、このほかにもさまざまな「支える人」が紹介されています。

【選手を支え、いっしょに挑戦するサポーター】

・5人制サッカー … ガイド(コーラー)
・ボッチャ … アシスタント
・水泳 … タッパー
・自転車 … パイロット
・陸上競技 … 伴走者


【挑戦する研究者たち】

・スポーツ用義足の研究開発 … 保原浩明さん
・車いす「レーサー」の研究開発 … 高堂純治さん

選手たちを一番近くで応援し続ける人たちもまた、「挑戦者」なのです。
本書を通してその姿にふれてみてください。

(越智貴雄 写真・文)

パラアスリートたちの挑戦

パラアスリートたちの挑戦

越智 貴雄 写真・文



パラアスリートたちは日々挑戦しているーー自分自身の障がいと向き合い、競技者として工夫を重ね、高みを目指す強い意志を持って。
彼らの挑戦する姿、そして裏顔を知ることから始めよう。夢を持つ事の大切さや挑戦する気持ちに、障がいの有無は関係ないことに気づくはずだ。
彼らの挑戦は、人間に無限の可能性があり、成し遂げられないことなどないことを、私たちに教えてくれます。

■十社の会ホームページ試し読み・動画コーナ
 パラアスリートたちの挑戦[全5巻]

  • 小学5・6年~
  • 2020年3月19日初版
  • 揃定価15,950円 (税込)
選手の目となり手となり足となる

パラアスリートたちの挑戦

選手の目となり手となり足となる

越智 貴雄 写真・文

義肢装具士の臼井二美男さんをはじめ、5人制サッカーのガイド、水泳のアシスタント、陸上競技の伴走者、ボッチャのアシスタント、自転車競技のパイロット等、選手と共にたたかい高みをめざす人たちを紹介します。

  • 小学5・6年~
  • 2020年3月19日初版
  • 定価3,190円 (税込)
  • 立ち読み